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【ITニュース解説】Introducing SnippetShot – A VS Code Extension for Clean Code Screenshots

2025年09月12日に「Dev.to」が公開したITニュース「Introducing SnippetShot – A VS Code Extension for Clean Code Screenshots」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

SnippetShotは、VS Codeで書いたコードを、きれいで共有しやすい画像に変換する無料拡張機能だ。背景色や行番号の表示・非表示、テキスト追加などのカスタマイズが可能。バグのあった既存ツールの課題を解決し、学習したコードを効率的に見せるのに役立つ。

ITニュース解説

システムエンジニアを目指す皆さんにとって、日々の学習や開発の中でコードを書くことは非常に重要だ。そして、書いたコードを誰かに見せたり、SNSで共有したり、ブログに掲載したりする機会は想像以上に頻繁に訪れるだろう。例えば、自分が書いたプログラムの一部について質問したい時や、新しく学んだ技術の成果を仲間と共有したい時、あるいは就職活動で自分のスキルをアピールするためにコードの一部を提示したい時など、コードを画像として提示する必要が出てくる場面は少なくない。

しかし、ただコードをコピーして画像編集ソフトに貼り付けたり、画面のスクリーンショットをそのまま使ったりするだけでは、見栄えが悪かったり、余計な情報が写り込んでしまったりして、かえって伝えたいことが伝わりにくくなることがある。コードの色分けが失われたり、フォントが見づらかったりすると、読み手はコードの内容を理解するのに余計な労力を費やすことになってしまう。

このような課題を解決するために、これまでにもいくつかの便利なツールが存在した。例えば、「ray.so」のようなWebサービスや、「Polacode」といったツールが挙げられる。特にPolacodeは、「Visual Studio Code」(通称VS Code)という開発環境に組み込んで使える「拡張機能」として提供されていたため、多くのエンジニアに利用されていた。VS Codeは、プログラムを書くための多機能なエディタであり、世界中の開発者に愛用されている。その大きな特徴の一つが、ユーザーが自分の好みに合わせて新しい機能を追加できる「拡張機能」という仕組みだ。Polacodeも、この拡張機能の一つとして、VS Code内でコードを美しい画像に変換する機能を提供していた。

しかし、残念ながらPolacodeにはいくつかの問題点があった。具体的には、動作が不安定でバグが多く、正常に機能しないことがあったり、画像をきれいに仕上げるための細かな調整が難しかったりした。さらに、その拡張機能の開発者は現在活動を停止しているため、これらのバグが修正されることはなく、機能の改善や追加も期待できない状態が続いていた。このような状況の中で、開発者自身が「既存のツールでは不便だ、もっと良いものが必要だ」と感じ、自ら新しいコード画像生成ツールを開発することを決意したのだ。

そうして誕生したのが、「SnippetShot(スニペットショット)」という新しいVS Codeの拡張機能である。SnippetShotは、Polacodeが抱えていた問題を解決し、さらに使いやすさと機能性を向上させた「現代版」とも言えるツールだ。この拡張機能を使うことで、自分の書いたコードの一部を、ほんの数秒でプロフェッショナルな見た目の画像に変換し、簡単に共有できるようになる。VS Codeという使い慣れた開発環境の中で全ての作業が完結するため、別のツールを開く手間がなく、開発作業の流れを中断することなくスムーズにコード画像を生成できる点が、SnippetShotの大きな魅力である。

SnippetShotには、コードのスクリーンショットをより魅力的に、そして分かりやすくするための様々な機能が搭載されている。まず最も重要なのは「背景のカスタマイズ」機能だ。作成する画像の背景色を自由に変えることができ、単色だけでなく、記事では「グラデーション背景」にも対応していると触れられている。これにより、自分の好みや共有する場所の雰囲気に合わせて画像をデザインできるため、より個性的で目を引くコード画像を簡単に作成できる。

次に、「行番号の表示・非表示切り替え」機能も非常に便利だ。コードを行番号付きで表示するか、あるいはすっきりとした見た目にするために非表示にするかを簡単に切り替えられる。例えば、特定の行について説明したい場合は行番号を表示し、コードの全体像やデザインだけを見せたい場合は非表示にするなど、目的に応じて使い分けができる柔軟性が提供されている。

さらに、「カスタムクレジットやテキストの追加」機能も大きな特徴だ。これは、作成した画像に自分の名前やウェブサイトのアドレス、あるいはコードに関する簡単な説明文などを入れることができる機能だ。これにより、画像を見た人が誰がそのコードを書いたのか、どこで詳細情報を確認できるのかを一目でわかるようにすることができ、自身の成果物であることを明確に示せるため、ポートフォリオ作成や技術発信においても非常に役立つ。

そして、SNSでの共有を意識した「Twitter/X共有機能」も搭載されている。作成した画像をすぐにコピーして、Twitter(現在のX)などのソーシャルメディアに投稿できるようになっているため、開発の進捗を迅速に共有したり、新しい知見や技術情報を手軽に発信したりする際に非常に重宝するだろう。これは、多くの開発者が自身の活動を積極的に発信している現代のニーズに合致した機能である。

では、実際にSnippetShotをどのように使うのか、その具体的な手順を見ていこう。まず、VS Codeを起動し、画面の左側にある「拡張機能」アイコンをクリックする。このアイコンは、VS Codeに新しい機能を追加するためのマーケットプレイスにアクセスするための入り口だ。そこで検索窓に「SnippetShot」と入力して検索すると、この拡張機能が表示されるので、それをクリックしてインストールする。これはスマートフォンにアプリをインストールするのと同様に、簡単な操作で完了する。

インストールが完了したら、次に「コマンドパレット」という便利な機能を使う。コマンドパレットは、VS Codeの様々な機能やコマンドをキーボードから素早く呼び出すための検索窓のようなものだ。Windowsを使っている場合は「Ctrl+P」、Macを使っている場合は「Cmd+Shift+P」というショートカットキーで開くことができる。コマンドパレットが開いたら、「SnippetShot」と入力してこの拡張機能を起動する。

その後、VS Codeで画像にしたいコードが含まれるファイルを開き、画像にしたいコードの範囲を選択する。すると、VS Codeの右側のパネルにSnippetShotの画面が開き、選択したコードがそこに自動的に表示される。あとは、この画面上で背景色を変更したり、行番号の表示・非表示を切り替えたり、自分の名前などのテキストを追加したりと、先ほど説明した様々なカスタマイズを行うことができる。全ての調整が完了したら、「Save(保存)」ボタンをクリックして画像を自分のパソコンに保存するか、「Share to Twitter(Twitterに共有)」ボタンをクリックして直接SNSに投稿する。これで、あっという間に見栄えの良いコード画像が完成し、すぐに共有できるようになるのだ。

このように、SnippetShotはシステムエンジニアを目指す皆さんにとって、自身のコードを共有し、学習の成果や開発能力をアピールするための強力なツールとなる。コードをより美しく、より分かりやすく見せることで、他の人とのコミュニケーションが円滑になり、また自身の学習意欲やモチベーションも高まることだろう。既存のツールの課題を解決し、現代の開発者のニーズに合わせた機能が盛り込まれたSnippetShotは、まさに開発者の「かゆいところに手が届く」拡張機能だと言える。この新しいツールを大いに活用して、皆さんのIT学習や開発ライフをさらに充実させてほしい。

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