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【ITニュース解説】Part-76: Kubernetes Architecture Explained (Master & Worker Nodes)

2025年09月22日に「Dev.to」が公開したITニュース「Part-76: Kubernetes Architecture Explained (Master & Worker Nodes)」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

KubernetesのアーキテクチャはMasterとWorker Nodeで構成される。Masterはクラスター全体を制御し、API管理、データ保存、コンテナ配置、健全性維持を行う。Worker Nodeはアプリを実行し、コンテナ実行環境提供、ノード管理、ネットワーク設定を担う。これら連携で、アプリを自動管理する。

ITニュース解説

Kubernetesは、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングを自動化するための強力なプラットフォームである。このシステムの中核をなすアーキテクチャは、マスターノード(コントロールプレーン)とワーカーノードという二つの主要な部分から構成され、それぞれの役割を理解することはKubernetesを使いこなす上で非常に重要である。

まず、コントロールプレーンはKubernetesクラスターの頭脳として機能する。クラスターの状態を管理し、スケジューリングの決定を行い、発生する様々なイベントに対応する役割を担う。コントロールプレーンにはいくつかの重要なコンポーネントが含まれている。

一つ目はkube-apiserverである。これはKubernetesコントロールプレーンのフロントエンドとして機能し、Kubernetes APIを外部に公開する。ユーザーは「kubectl」というコマンドラインツールや直接APIコールを通じて、また他のマスターコンポーネント(スケジューラー、コントローラーマネージャー、etcdなど)、さらにはワーカーノード上のKubeletといった全てのKubernetes関連の要素が、このAPIサーバーを通じてKubernetesと対話する。まさにKubernetesの操作の窓口となる存在だ。

二つ目はetcdである。これは一貫性と高可用性を持つキーバリューストアであり、クラスターに関する全てのデータを保存する。具体的には、設定情報、マスターノードやワーカーノードの状態、機密情報などが含まれる。etcdはKubernetesクラスターの真実の源として機能し、クラスターの現在の状態や構成に関する唯一無二の情報源となる。

三つ目はkube-schedulerである。このコンポーネントの主な役割は、新しく作成されたPodに割り当てる適切なノードを決定することだ。まだノードが割り当てられていないPodを監視し、CPUやメモリの要求、ノードの可用性、Podの制約など様々な条件を考慮して、最も適したワーカーノードを選択し、Podをそのノードに配置する決定を下す。

四つ目はkube-controller-managerである。これはクラスターの健全性を維持するために様々なコントローラーを実行する。例えば、Node Controllerはノードのダウンを検知し、それに対応する。Replication Controllerは、指定された数のPodが常に稼働している状態を維持する。Endpoints Controllerは、サービスとPodを結びつけ、エンドポイントオブジェクトを更新する。Service Account & Token Controllerは、新しい名前空間のデフォルトアカウントとAPIアクセスを作成するといった役割を担う。これらのコントローラーは、Kubernetesの「自動操縦」機能として、クラスターの状態を継続的に望ましい状態に保つために動作する。

さらに、cloud-controller-managerというコンポーネントも存在する。これはクラウド環境でのみ動作し、クラウドプロバイダー固有の制御ロジックを組み込む役割を持つ。オンプレミス環境のクラスターにはこのコンポーネントは存在しない。このコントローラーは、クラウドプロバイダーと連携して、ノードの削除をチェックしたり、クラウドインフラストラクチャ内のルーティングを設定したり、クラウドロードバランサーを管理したりする。その具体的な機能は、利用しているクラウドプロバイダーのKubernetes統合に依存する。

次に、ワーカーノードのコンポーネントについて説明する。ワーカーノードは、実際にアプリケーションのコンテナが稼働する場所である。各ワーカーノードには、Podを稼働させ、ネットワークを可能にするための重要なコンポーネントが含まれる。

一つ目はContainer Runtimeである。これはコンテナを実行するための基盤となるソフトウェアである。Kubernetes自体が直接コンテナを実行するわけではなく、このコンテナランタイムにその役割を委ねる。例えば、GKE(Google Kubernetes Engine)ではデフォルトで「containerd」が使用されるが、他にもDockerなどが利用可能である。

二つ目はKubeletである。これは全てのワーカーノード上で動作するエージェントである。Kubeletの主な役割は、kube-apiserverからPodの記述を受け取り、その指示通りにコンテナがPod内で稼働していることを確認することだ。また、ノードの状態やPodのステータスをkube-apiserverに報告し、コントロールプレーンがクラスター全体の状況を把握できるようにする。

三つ目はKube-Proxyである。これは各ワーカーノード上で動作するネットワークプロキシである。Kube-Proxyは、Podへのトラフィックの出入りを許可するためのネットワークルールを維持する。これにより、クラスター内のサービスが内部からも外部からもアクセス可能になることを保証する。具体的には、ServiceというKubernetesリソースのIPアドレスへの接続要求を、対応するPodのIPアドレスに転送する役割を担う。

まとめると、Kubernetesのアーキテクチャは、意思決定を行うコントロールプレーン(マスターノード)と、実際のワークロードを実行するワーカーノードという明確な役割分担の上に成り立っている。コントロールプレーンはKubernetesの頭脳としてAPIサーバー、etcd、スケジューラー、コントローラー群といったコンポーネントを含み、クラスター全体を管理する。ワーカーノードは、コンテナランタイム、Kubelet、Kube-Proxyといったコンポーネントを含み、指示されたアプリケーションを効率的に実行する。これらマスターとワーカーのコンポーネントが連携し、協調することで、Kubernetesは自己修復性、スケーラビリティ、そして高い可用性を持つ強力なコンテナオーケストレーションシステムとして、多様なアプリケーションの運用を支えている。

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