【JavaScript ECMAScript】Intl::Intl.Locale.prototype.scriptインスタンスアクセサプロパティの使い方
Intl.Locale.prototype.scriptインスタンスアクセサプロパティの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
基本的な使い方
Intl.Locale.prototype.scriptプロパティは、JavaScriptのIntl.Localeオブジェクトが表すロケールにおける書記体系(スクリプト)の情報を保持するプロパティです。このプロパティは、指定されたロケールがどの書記体系を使用しているかを示すISO 15924スクリプトコードを文字列として提供します。
具体的には、ロケール識別子、例えば"en-Latn-US"(米国英語、ラテン文字)や"zh-Hans"(簡体字中国語)に含まれるスクリプト部分("Latn"や"Hans"など)を抽出して返します。これにより、アプリケーションは単に言語だけでなく、その言語がどの文字体系で書かれているかを正確に把握できます。例えば、同じ中国語でも、本土で使われる簡体字("Hans")と台湾や香港で使われる繁体字("Hant")を区別するために利用できます。
このプロパティは読み取り専用であり、その値はIntl.Localeオブジェクトがインスタンス化される際に渡されたロケール識別子から決定されます。もしロケール識別子にスクリプト情報が明示的に含まれていない場合、このプロパティは空文字列("")を返します。システムエンジニアが国際化されたアプリケーションを開発する際、テキストの表示方法や入力フィールドの制約など、書記体系に依存する処理を適切に調整するためにこの情報が役立ちます。
構文(syntax)
1const locale = new Intl.Locale('en-Latn-US'); 2console.log(locale.script);
引数(parameters)
引数なし
引数はありません
戻り値(return)
string | undefined
このプロパティは、ロケールオブジェクトが表す言語のスクリプト(文字種)を文字列で返します。例えば、日本語であれば「Jpan」といった値が返されます。スクリプト情報がない場合は undefined を返します。