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【ITニュース解説】The 7-minute Speed Check I run on every site (owner-safe)

2025年10月02日に「Dev.to」が公開したITニュース「The 7-minute Speed Check I run on every site (owner-safe)」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

モバイルサイトの速度改善はユーザー信頼度を高める。Lighthouseなどで現状を測定後、画像やフォントの最適化、遅延読み込み、非クリティカルなスクリプトの遅延、キャッシュ設定の見直しを行い、サイト再構築なしで速度を向上させる。改善後に効果を再測定し確認する手順を紹介。

ITニュース解説

ウェブサイトの表示速度は、特にスマートフォンなどのモバイル端末で閲覧する際、ユーザーの満足度やウェブサイトへの信頼感に大きく影響する。表示が遅いサイトは、訪問者が途中で閲覧をやめてしまう原因となりやすく、ビジネス機会の損失にも繋がりかねない。ここでは、わずか7分程度でウェブサイトの表示速度をチェックし、すぐに改善できる具体的な方法について解説する。サーバー側に大きな変更を加える必要がなく、手軽に試せる「オーナーセーフ」な手順である。

ウェブサイトの速度チェックの第一歩は、現在の状態を正確に測定することだ。Googleが無料で提供している「Lighthouse」や「PageSpeed Insights (PSI)」といったツールを使う。これらはウェブサイトのパフォーマンス、アクセシビリティ、ベストプラクティスなどを総合的に評価し、改善提案をしてくれる強力なツールだ。特にモバイル環境での測定を重視するのは、現在、多くのユーザーがスマートフォンを使ってウェブサイトを閲覧しているためである。測定結果からは、主要な指標として「LCP (Largest Contentful Paint)」、「CLS (Cumulative Layout Shift)」、「INP (Interaction to Next Paint)」の三つを記録する。LCPは、ページ内で最も大きなコンテンツ要素(画像やテキストブロックなど)が表示されるまでの時間を示す。これはユーザーが「ページが表示された」と感じる瞬間に直結するため、非常に重要な指標である。CLSは、ページの読み込み中にレイアウトがどれだけ視覚的に不安定に動いたかを示す。例えば、読み込み途中で広告が表示され、それまで読んでいたテキストがガタッと下にずれるような現象は、ユーザーに不快感を与える。INPは、ユーザーがページとインタラクション(ボタンのクリックや入力など)を開始してから、その反応が視覚的に更新されるまでの遅延を測定する。これらの指標を改善することは、ユーザーが快適にウェブサイトを利用するために不可欠だ。

次に、具体的な改善策として、比較的簡単に実施でき、大きな効果が期待できる「クイックウィン」を見ていこう。

一つ目は「画像」の最適化である。ウェブサイトで使用する画像は、そのファイルサイズが大きいほど読み込みに時間がかかり、表示速度を低下させる最大の要因の一つとなる。特に、ページの最上部に大きく表示される「ヒーロー画像」は、ウェブサイトの第一印象を決める重要な要素だが、そのサイズは幅1600ピクセル以下に抑えるのが推奨される。また、それ以外のセクションごとの画像も、幅1200ピクセル以下を目安とする。数メガバイト(MB)にもなるような巨大な画像ファイルは絶対に避け、画質を維持しつつ、できる限りファイルサイズを小さく圧縮する工夫が必要だ。適切な画像フォーマット(例えば、JPGやPNG、またはより効率的なWebPなど)を選び、必要に応じて画像を最適化するツールを利用することも有効である。

二つ目は「遅延読み込み(Lazy-load)」の導入だ。これは、ウェブページをスクロールしなければ見えない位置にある画像や動画などのメディアファイルを、ページが最初に読み込まれる際には表示させず、ユーザーがその部分までスクロールした時点で初めて読み込みを開始する技術である。HTMLの<img>タグや<video>タグにloading="lazy"という属性を追加するだけで簡単に設定できる場合が多い。これにより、初期のページ読み込み時に必要なデータ量が大幅に減り、ページの表示速度が向上する。

三つ目は「フォント」の最適化である。ウェブサイトで独自のウェブフォントを使用する場合、そのフォントファイルが読み込まれるまでの間、テキストが表示されない「FOIT (Flash of Invisible Text)」という現象が起きることがある。これを避けるためには、CSSのfont-display: swapという設定が有効だ。この設定を適用すると、ウェブフォントが読み込まれるまでの間、一時的にシステムに標準で備わっているフォントでテキストが表示され、フォントが準備でき次第、目的のウェブフォントに切り替わる。これにより、ユーザーはフォントの読み込みを待つことなく、すぐにテキストを読み始めることができるため、ユーザー体験が向上する。

四つ目は「サードパーティスクリプト」の扱い方だ。ウェブサイトには、広告の表示、アクセス解析、チャット機能、SNS連携など、外部サービスが提供するスクリプトを埋め込むことが多い。これらを「サードパーティスクリプト」と呼ぶ。これらのスクリプトは便利である一方で、読み込みに時間がかかったり、ウェブサイトの表示処理をブロックしたりして、ページの速度を低下させる原因となることがある。特に、ページの表示に必須ではないスクリプトについては、defer属性を付けて読み込むことを検討する。defer属性を付けたスクリプトは、HTMLの解析を妨げることなくバックグラウンドで読み込まれ、HTMLの解析が完了した後に実行されるため、ページの表示速度への影響を最小限に抑えることができる。

五つ目は「キャッシング」の適切な設定だ。ウェブブラウザやサーバーは、一度読み込んだウェブサイトのデータ(画像、CSSファイル、JavaScriptファイルなど)を一時的に保存する機能を持っている。これを「キャッシュ」と呼ぶ。ユーザーが同じサイトに再訪問した際に、これらのキャッシュされたデータを利用することで、ウェブサイトの読み込み速度を劇的に向上させることができる。ウェブサイトがブラウザに対して、どのデータをどれくらいの期間キャッシュすべきかを伝えるのが「キャッシュヘッダー」である。このキャッシュヘッダーが適切に設定されているかを確認することは非常に重要だ。例えば、変更頻度の低いファイル(CSSやJavaScriptファイルなど)に対して、長いキャッシュ期間を設定することで、ユーザーの再訪問時の読み込み時間を短縮できる。

これらの改善策を適用した後、最後に再びLighthouseやPageSpeed Insightsを使ってウェブサイトの速度を「再測定」する。改善前と改善後のLCP、CLS、INPといった指標を比較することで、実施した対策がどれだけの効果をもたらしたかを具体的に把握できる。この比較は、今後のさらなる改善活動の指針ともなる。

このように、ウェブサイトの表示速度改善は、特別な知識がなくても比較的簡単に行えるステップが多く存在する。システムエンジニアを目指す者にとって、このようなウェブサイトのパフォーマンス最適化の知識は、ユーザーにとって快適なウェブ体験を提供し、ウェブサイトの信頼性を高める上で非常に重要だ。小さな改善の積み重ねが、最終的には大きな成果へと繋がる。

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