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【ITニュース解説】From Full-Stack to AI + Web3: Why I’m Re-Entering Tech in 2025

2025年09月06日に「Dev.to」が公開したITニュース「From Full-Stack to AI + Web3: Why I’m Re-Entering Tech in 2025」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

フルスタック開発者のMudassir Khan氏は、AI自動化とWeb3開発に焦点を当て、テック業界に復帰した。Next.js, React, Node.js, Pythonなどを活用し、実践的な知見やオープンソースツールを公開で共有し、コミュニティとの協業を呼びかけている。

ITニュース解説

Mudassir Khan氏が、2025年にIT業界へ本格的に再参入する決意を表明した。彼はこれまで製品開発や顧客向けのプロジェクト管理に携わってきたが、再び自分で手を動かしてコードを書く「作る」という喜びを追求したいと考えている。特に彼は、人工知能(AI)による自動化とブロックチェーン技術を基盤とする「Web3」の分野に深く焦点を当てている。

彼がこれまでに培ってきた技術は多岐にわたる。ウェブアプリケーション全体の開発を担当する「フルスタック開発者」として、ユーザーが直接操作する画面部分(フロントエンド)にはReactやNext.jsといったモダンなフレームワークを、裏側でデータの処理やデータベースとの連携を行うサーバー部分(バックエンド)にはNode.jsやExpress、Python、そしてコードの品質を高めるTypeScriptを使いこなしてきた。データを管理するデータベースには、SQLデータベースとMongoDBの両方を利用し、多様な要件に対応できる。さらに、Dockerという技術を使って、開発環境を効率的に構築・管理する運用技術(DevOps)の経験も豊富だ。

今回、彼が特に注力するのはAIと自動化の領域である。具体的には、Pythonを使って複雑な処理を自動化したり、n8nのようなツールを使って異なるシステム間を連携させ、一連の作業フローを自動化したりしている。また、CrewAIというフレームワークを用いて、複数のAIエージェント(特定のタスクを自動でこなすAIプログラム)が連携し、より複雑なタスクを協調して処理する仕組みの開発にも取り組んでいる。機械学習ライブラリであるPyTorchも一部で活用しているが、これは主に自動化やAIエージェントの連携(オーケストレーション)に役立つ範囲だ。最近では、Next.jsプロジェクト内で使われる画像などのファイル(アセット)を一括で現代的な形式に変換し、さらにコード内の参照も自動的に修正するコマンドラインツール(CLI)を開発したという。これにより、ウェブサイトの読み込み速度を向上させ、データ量(バンドルサイズやイメージペイロード)を削減する具体的な成果を上げたという。

そしてもう一つの重要な関心分野がWeb3だ。これはブロックチェーン技術を基盤とした次世代のインターネットの概念を指す。彼はSolidityというプログラミング言語を使って、分散型アプリケーション(dApps)の基本的なプロトタイプ開発に取り組んでいる。分散型アプリケーションとは、特定の管理者や中央サーバーに依存せず、ブロックチェーン上で直接動作するアプリケーションのことである。

彼は今後の活動において、いくつかの重要な方針を掲げている。第一に、「公開での開発」を積極的に行うことだ。これは、開発のプロセスや成果、直面した課題などをオープンに共有しながら進めることを意味する。第二に、短時間で読めてすぐに実践できる、実用的な情報やチュートリアルを共有することに力を入れる。例えば、煩雑になりがちなスクリプトを信頼性の高いn8nの自動化フローに変換する方法や、CrewAIを使ったAIエージェント間の効果的な連携パターン、あるいは開発プロセスを効率化してプログラムのビルド時間を短縮し、開発者自身の体験(DX)を向上させるヒントなどを提供する予定だ。第三に、オープンソースプロジェクトへの貢献を重視する。自身で小さなユーティリティやサンプルコードを公開し、コミュニティからの協力(プルリクエスト)も歓迎するという姿勢だ。また、開発中に直面した困難や失敗談、そこから得られた教訓なども正直に共有することで、他の開発者が同じ過ちを避け、開発にかかる時間を節約できるよう支援したいと考えている。

2025年には、特に以下のテーマに注力する予定だ。単なるデモンストレーションに終わらない、実際の開発者の日々の仕事に役立つAIエージェントの開発。開発者の負担や反復作業を軽減する実用的なユーティリティの作成。そして、中央集権的な管理から解放される「分散化」という特性が真に価値を発揮するWeb3の実験的な取り組み。これらすべてを、一貫して公開しながら開発し、成果を発信していくことを目標としている。

Mudassir氏は、オープンソースツールの開発で協力してくれる仲間や、実践的なフルスタック開発者を求めるスタートアップ創業者、あるいはAI、自動化、Web3が融合する領域で新しいアイデアを持つ人々とのコラボレーションを強く望んでいる。彼の発信する情報に共感する読者に対し、コメントやメッセージ、GitHubでの連携を呼びかけ、アイデアの議論やコードレビュー、週末のハッカソンへの参加など、様々な形での協力を歓迎している。彼の次の投稿では、5分で実践できる自動化ガイドが公開される予定だという。

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