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【ITニュース解説】iOS 26: What to know about the free iPhone software update arriving September 15

2025年09月11日に「Engadget」が公開したITニュース「iOS 26: What to know about the free iPhone software update arriving September 15」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

Appleは9月15日にiPhone向け無料OS「iOS 26」をリリースする。年号ベースの命名に変更され、半透明の新デザイン「Liquid Glass」を導入。電話アプリの機能強化、メッセージのスパムフィルタ、ライブ翻訳、画面検索など、生活を豊かにする新機能が多数追加される。2019年以降のiPhoneが対象だ。

ITニュース解説

iOS 26は、iPhoneユーザー向けに提供される無料のソフトウェアアップデートで、2025年9月15日に正式リリースされる。このアップデートは、見た目の大きな変化と、日々の使い勝手を向上させる多くの新機能をもたらすものだ。特に注目すべきは、これまでのiOSのバージョン番号が大きく変更され、iOS 18から一気にiOS 26へと飛躍することである。これはAppleが年ベースの命名システムを採用したためで、たとえ2025年後半にリリースされても、その年の次の年にあたる「26」を冠する形となる。

iOS 26の最も際立った特徴の一つは、「Liquid Glass(リキッドグラス)」と呼ばれる新しいデザイン言語だ。これは、アプリの画面、ロック画面、ホーム画面全体に半透明の見た目を取り入れるもので、まるでガラス越しに背景が透けて見えるかのような視覚効果が特徴である。ボタン類も新しい浮遊感のあるデザインになり、現在のボタンよりも控えめで、しかし視認性は保たれている。このデザインは、ユーザーインターフェース全体の統一感を高めることを目指しており、macOS Tahoe 26など、Appleの他のプラットフォームにも同様の美的感覚が導入される。発表当初は意見が分かれたものの、Appleはユーザーからのフィードバックを受けて、ベータ版の段階で透明度を調整するなど、進化を続けている。

iOS 26には、iPhoneの基本的な機能から新しい体験を提供するまで、多岐にわたる新機能が搭載されている。まず、電話アプリが刷新され、連絡先、最近の通話履歴、留守番電話メッセージがすべて一つの画面で確認できるようになる。さらに「Hold Assist(ホールドアシスト)」という機能が追加され、カスタマーサービスなどで待たされる際に、担当者が応答したことを通知してくれるため、他の作業に集中できるようになる。メッセージアプリでは、グループチャット内で投票を作成できる機能が加わり、友人間での計画立てなどがよりスムーズになるだろう。また、迷惑メール対策として、未知の差出人からのスパムテキストメッセージを自動で別フォルダに分類する機能も実装される。

言語の壁を越える機能として、「Live Translation(ライブ翻訳)」が導入される。これは、電話やFaceTimeでの会話、テキストメッセージで、異なる言語を話す相手とリアルタイムでコミュニケーションを取れるようにするものだ。会話は途切れ途切れになることもあるものの、その場で翻訳されるため、国際的なやり取りが格段に容易になる。

視覚的な情報を活用する機能も進化する。「Visual Intelligence(ビジュアルインテリジェンス)」は、iPhoneの画面に表示されているあらゆるものを検索できる新しい機能である。例えば、Instagramの投稿で気になる靴を見つけたら、スクリーンショットを撮り、その機能を使ってオンラインで同じものや似たものを検索することが可能だ。写真アプリも改善され、昨年の変更で不満があったユーザーのために、「ライブラリ」と「コレクション」のタブが復活し、目的の写真をより簡単に見つけられるようになる。カメラアプリも操作がシンプルになり、ボタンやメニューがより使いやすい位置に配置されるほか、レンズが汚れているかどうかを知らせる新機能も追加される。

ユーザーの安全に配慮した機能も加わる。FaceTimeには「Communication Safety(コミュニケーションセーフティ)」という機能が導入され、もしヌードが検出された場合、通信を一時停止する。この機能は、デバイス上での検出に限定されており、クラウドベースのプライバシー問題を回避しながら、主に子どもの安全を守ることを目的としている。

ロック画面のカスタマイズ性も大幅に向上する。新しいクールな時計デザイン、3D壁紙効果、より多くのウィジェット、そして集中モードのオプションが拡充され、個人の好みに合わせてロック画面をより自由に設定できる。アラーム設定には、スヌーズ時間を1分から15分まで自由に選択できるオプションが追加され、9分固定だった制限がなくなる。スクリーンショット機能も強化され、「ハイライトして検索」やGoogleでの画像検索、ChatGPTを使って画像に関する質問ができるようになるなど、撮影後の活用範囲が広がる。

iPadOS 26も、iOS 26と同様に「Liquid Glass」デザインが採用されるほか、iPadの利用体験を大きく変える新機能が導入される。特に注目されるのは、真のマルチタスクとウィンドウ機能の実現だ。複数のアプリを同時に画面上で実行し、それぞれのアプリのウィンドウサイズを変更したり、画面内で自由に移動させたりすることが可能になる。この機能はオプションであるため、不要であればオフにすることもできる。また、画面をスワイプダウンすると表示される新しいメニューバーには、「ファイル」「編集」「ウィンドウ」といった項目が加わり、よりデスクトップPCのような操作感を提供する。

AirPodsもiOS 26との連携で多くの新機能が追加される。「スタジオ品質」と称される強化されたオーディオ録音機能により、騒がしい環境でもよりクリアな音声を録音できる。カメラのリモートコントロール機能を使えば、AirPodsのボタン一つでiPhoneやiPadの写真を撮ったり、動画の録画を開始・停止したりできるようになる。特にAirPods Pro 3、AirPods Pro 2、そしてノイズキャンセリング機能付きのAirPods 4では、iOS 26を搭載したiPhoneとペアリングすることで、前述のライブ翻訳機能が利用可能になる。新しく発表されたAirPods Pro 3には、心拍数モニタリング機能も搭載され、Appleのヘルスケアアプリや他のフィットネスアプリと連携して心拍数を記録できるようになる。

音声アシスタントのSiriについては、大きなアップデートは延期されているものの、将来的にはOpenAIのChatGPTやAnthropicのClaudeのようなサードパーティの人工知能モデルを基盤とした「より賢いSiri」が期待されている。Appleは、ChatGPTに対抗する独自の「簡素化された」AIチャットボットの開発にも取り組んでいると報じられており、2026年がSiriにとって大きな転機となる可能性もある。

iOS 26は、一部の古いiPhoneモデル、具体的にはiPhone XR、XS、XS Maxではサポートされないが、iPhone SE(第2世代以降)およびiPhone 11以降に発売されたすべてのiPhoneモデルがアップデートの対象となる。最新のiPhone 17シリーズももちろん含まれる。正式リリース前に新しい機能を試したい場合は、Apple Beta Software Programを通じてiOS 26のパブリックベータ版をダウンロードしてインストールすることが可能だ。ただし、ベータ版はまだ開発中のソフトウェアであるため、安定性に欠ける場合があり、メインで使っているiPhoneにインストールする際には、予期せぬリスクがあることを理解しておく必要がある。正式版のiOS 26は、2025年9月15日に無料のアップデートとして一般公開される。

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