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【ITニュース解説】React Native + Expo vs Bare Workflow: Which Should You Choose?

2025年09月23日に「Dev.to」が公開したITニュース「React Native + Expo vs Bare Workflow: Which Should You Choose?」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

React Nativeでアプリ開発を始める際、手軽に始めたい初心者には、設定済みの環境で素早く作れるExpoが適している。より高度な機能やネイティブコードを細かく制御したい場合は、柔軟なBare workflowを選ぶと良い。プロジェクトに合わせて選択しよう。

ITニュース解説

React Nativeは、スマートフォン向けアプリを開発する人気の技術だ。これは、一度書いたプログラム(JavaScriptやTypeScript)でiOSとAndroidの両方で動作するアプリを作成できる「クロスプラットフォーム開発」を可能にする。それぞれのOSごとに異なる言語でプログラミングする必要がなく、効率的にアプリを作れるのが大きな利点だ。しかし、React Nativeで初めてプロジェクトを始める際、開発者は「Expo」と「Bare Workflow(ベアワークフロー)」という二つの開発手法のどちらを選ぶかという重要な決断に直面する。この選択は、アプリの開発、設定、公開の方法に直接的な影響を与えるため、それぞれの特徴を理解しておくことが不可欠だ。

まず、「Expo Managed Workflow(エクスポマネージドワークフロー)」について説明する。これは、React Nativeの初心者にとって最初の選択肢となることが多い。Expoは、React Nativeでのアプリ開発を簡素化するためのツールとサービスをまとめたものだ。Expoを使うと、通常必要となるXcodeやAndroid Studioといったネイティブ開発環境の複雑な設定を行う必要がない。コマンド一つでアプリのひな形を作成し、すぐにコーディングを始められる。Expoワークフローの主な特徴は、React Native開発に必要な環境があらかじめ設定されている点だ。また、カメラ、プッシュ通知、メディア機能といった、アプリでよく使う機能のAPIが「Expo SDK」として提供され、これらの機能を容易にアプリに組み込める。さらに、アプリストアに再申請することなくアプリを更新できるOTA(Over-The-Air)アップデート機能も備わる。アプリ公開に向けたビルドプロセスも、Expo Application Services(EAS)というサービスを使うことで簡素化される。これらの特徴から、ExpoはネイティブのiOSやAndroidのコードに深く関わることなく、迅速にアプリを開発したい開発者にとって理想的だ。

次に、「Bare Workflow(ベアワークフロー)」について見ていこう。これはExpoよりも柔軟だが、その分複雑な開発手法である。Expoの管理された環境とは異なり、Bare Workflowはプロジェクトのネイティブコードに対して開発者が完全な制御権を持つ。そのため、XcodeやAndroid Studioを直接操作し、アプリに必要な外部ライブラリ(依存関係)を自分で管理し、さまざまな設定も手動で行う必要がある。Bare Workflowの主な特徴は、ネイティブモジュールやサードパーティ製のSDKに完全にアクセスできる点だ。これにより、Expoでは提供されない特殊な機能や、特定のハードウェアに特化した機能などをアプリに組み込むことが可能になる。また、アプリのパフォーマンスを細かく最適化したり、企業向けの高度なカスタマイズを施したりすることもできる。ただし、このワークフローを選択するには、iOSやAndroidのネイティブ開発に関するある程度の知識が必要だ。Bare Workflowは、Expoでは提供されない高度な機能が必要な経験豊富な開発者や、大規模なプロジェクトに適している。

ExpoとBare Workflowのどちらを選ぶかは、開発するアプリの種類や、開発チームの技術レベルで決めることが重要だ。もしあなたがReact Nativeアプリ開発を始めたばかりであれば、Expoは非常に良いスタート地点となる。Expoを使えば、複雑なネイティブ設定に頭を悩ませることなく、素早くMVP(Minimum Viable Product、最小限の機能を持つ製品)やプロトタイプを作成できる。Expoの強力なツールを活用して素早い試行錯誤を繰り返し、JavaScriptやTypeScriptでのプログラミングに集中できる。小規模から中規模のプロジェクトで、開発速度が最も重視される場合には、Expoが非常に有利に働く。

一方で、Bare Workflowを選ぶべきケースもある。これは、カスタムのネイティブモジュールに大きく依存するアプリや、厳格なパフォーマンス要件を持つ企業向けアプリケーション、あるいはReact Nativeのより深い設定やカスタマイズが必要なプロジェクトに適している。例えば、アプリのサイズが大きくなりすぎたり、Expo SDKでサポートされていない機能が必要になったりする場合など、Expoの制限が開発のボトルネックとなるシナリオでは、Bare Workflowがその真価を発揮する。最大限の柔軟性を求めるなら、Bare Workflowが最適な選択となる。

よくある疑問として、「後からExpoからBare Workflowに切り替えることはできるのか?」という点がある。答えは「はい、可能だ」だ。React Nativeの大きな利点の一つは、ExpoからBare Workflowへ「eject(イジェクト)」と呼ばれる方法で移行できることである。これにより、最初はExpoで迅速なプロトタイプを作成し、アプリの規模が大きくなったり、より高度な機能が必要になったりしたときに、Bare Workflowへ移行できる。しかし、この移行プロセスは常にスムーズに進むとは限らない。Expoが提供していた一部の便利な機能は、Bare Workflowでは手動で再設定する必要があるため、手間がかかる場合もある。

また、「Expoを使うとReact Nativeアプリは遅くなるのか?」という質問も多い。簡潔に言えば、必ずしもそうではない。ほとんどの小規模から中規模のアプリでは、Expoは優れたパフォーマンスを提供する。しかし、カスタムのネイティブ最適化が必要な大規模なアプリにおいては、パフォーマンスの比較でBare Workflowの方が有利になる傾向がある。さらに、「Expoは本番環境のアプリにも使えるのか?」という疑問に対しては、「はい、使える」と答えることができる。特にExpo Application Services(EAS)の助けを借りれば、多くのスタートアップ企業や小規模ビジネスがExpoを使って本番環境のアプリを成功裏に展開している。しかし、非常に特殊な機能を持つアプリや、将来的に大規模な成長が見込まれるアプリの場合は、長期的な視点からBare Workflowの方がより安全な選択となる可能性がある。

アプリを開発する上で、どのワークフローを選ぶにしても、アクセシビリティ(誰もが利用しやすい設計)、テスト(アプリが正しく動作することの確認)、そしてメンテナンス(長期的な維持管理)は不可欠な要素だ。テストに関しては、ExpoとBareのどちらのワークフローでも、JestやDetoxといった一般的なテストフレームワークをサポートしている。アクセシビリティについても、React Nativeが提供するAPIは両方のワークフローで機能する。メンテナンスに関しては、Expoは依存関係のアップデートをスムーズに処理するのに対し、Bare Workflowではこれらの管理を手動で行う必要がある。

最終的に、React Nativeの初心者から上級者まで、どちらのワークフローを選ぶべきかという問いに対する普遍的な答えはない。あなたが初心者で、迅速なプロトタイプ作成や最小限の設定でアプリを開発したいなら、Expoワークフローを選ぶべきだ。一方で、ネイティブモジュールを深く制御したい、高度な機能が必要、または企業規模のアプリを構築する場合には、Bare Workflowを選ぶべきである。どちらの方向性で進むべきか確信が持てない場合、両方のワークフローに経験のあるReact Native開発者を雇うことも有効な選択肢だ。彼らはプロジェクトの要件、拡張性、長期的な目標に基づいて、最適な判断を支援してくれるだろう。迅速な市場投入を望むが複雑な作業に煩わされたくないのであれば、両方の機能を理解している専門家を雇うことで、開発作業を大幅に削減できる。多くの企業が、早期の意思決定における落とし穴を避け、モバイルアプリが将来にわたって拡張可能で持続可能であることを確実にするために、React Native開発者を積極的に採用しているのが現状だ。

結論として、ExpoとBare Workflowのどちらが「より優れている」という単純な議論ではない。むしろ、あなたのプロジェクトにとって何が最適かという観点から考えるべきだ。もしあなたが初心者なら、まずはExpoから始めて迅速に学習を進めるのが良い。複雑なアプリに取り組むのであれば、React NativeのBare Workflowの情報を参考にすると良いだろう。そして、もし必要性が変われば、後からいつでも移行できることを忘れてはならない。React Nativeの開発ワークフローを深く理解することで、あなたは情報に基づいた意思決定を行い、高性能で拡張性の高いアプリを構築できるようになる。

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