【ITニュース解説】Xcode Yerine Cursor: macOS Varsayılan Editör Değiştirme
2025年09月09日に「Dev.to」が公開したITニュース「Xcode Yerine Cursor: macOS Varsayılan Editör Değiştirme」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
macOSで、コードファイルを開く標準アプリをXcodeからAIエディタ「Cursor」へ変更する手順を紹介。コマンドラインツール「duti」を使い、Python等の拡張子とアプリを関連付ける。開発環境を好みのエディタに統一し効率化できる。
ITニュース解説
macOSで開発を行う際、多くの人がテキストエディタにこだわりを持つ。標準でインストールされている「テキストエディット」や、開発者向けツールの「Xcode」も便利だが、より高機能な「Visual Studio Code」や、AIによるコーディング支援が特徴の「Cursor」といったエディタを日常的に使用する開発者は少なくない。しかし、ダウンロードしたソースコードや設定ファイルをダブルクリックした際に、意図しないエディタで開いてしまい、毎回「このアプリケーションで開く」を選択し直すのは非効率的だ。ここで紹介されているのは、macOSにおける様々な種類のファイルを開く際の「デフォルトエディタ」を、標準のものから自分が普段使っている「Cursor」エディタに一括で変更するための、実践的な手順である。これは、システムエンジニアを目指す上で重要となる、作業環境のカスタマイズと効率化の第一歩と言えるだろう。
まず、なぜこのような設定変更が必要なのかを理解することが重要だ。目的は、日々の開発作業をよりスムーズにすることにある。プログラムのソースコード(.pyや.jsなど)、設定ファイル(.jsonや.ymlなど)、ドキュメント(.mdなど)、これら多種多様なテキストファイルを扱うのが開発者の日常だ。これらのファイルをダブルクリックするだけで、常に使い慣れた高機能エディタで開くことができれば、思考を中断されることなく、素早く編集作業に取り掛かることができる。この小さな効率化の積み重ねが、生産性に大きな違いを生む。
この設定変更を実現するために、いくつかのコマンドラインツールが活用される。最初に行うべきは、現在の設定のバックアップだ。システムの設定を変更する際には、万が一問題が発生した場合に元に戻せるよう、事前に現状を保存しておくのが鉄則である。defaults readというコマンドを使い、macOSが内部で保持しているファイルとアプリケーションの関連付け情報をファイルとして書き出している。これは、作業前の状態を記録しておくための保険のようなものだ。
次に、この設定変更作業の中核を担う「duti」というツールをインストールする。dutiは、特定のファイルタイプ(拡張子)をどのアプリケーションで開くかをコマンドラインから指定できる非常に便利なツールだ。インストールにはbrew install dutiというコマンドが使われているが、これは「Homebrew」というmacOS用のパッケージマネージャを利用している。Homebrewは、開発に必要な様々なツールを簡単なコマンドでインストール・管理できるため、多くのmacOS開発者にとって必須のツールとなっている。
ツールの準備ができたら、次に関連付けたいアプリケーション、この場合は「Cursor」をシステムが正確に識別するための情報を取得する。各アプリケーションには「バンドルID」と呼ばれる、人間でいうマイナンバーのような一意の識別子が割り当てられている。osascript -e 'id of app "Cursor"'というコマンドは、macOSに対して「"Cursor"という名前のアプリケーションのバンドルIDを教えてください」と問い合わせるためのものだ。このコマンドによって得られたIDを使い、どのアプリケーションにファイルを紐付けるかを正確に指定する。
そして、いよいよファイルとアプリケーションの関連付けを実行する。duti -s [バンドルID] [ファイルタイプ] allという形式のコマンドを繰り返し実行していく。ここで指定するファイルタイプには二種類ある。一つは.jsonや.pyといった具体的な拡張子。もう一つはpublic.jsonやpublic.plain-textといった「Uniform Type Identifier (UTI)」と呼ばれる、より抽象的なファイルの種類だ。UTIで指定することで、特定の拡張子だけでなく、その種類に分類される様々なファイルをまとめて関連付けることができる。一般的なソースコードやテキストファイル、設定ファイルなど、開発で頻繁に扱うであろう多くのファイルタイプをCursorに関連付けるためのコマンドが網羅されている。
この設定は、Finder上でファイルをダブルクリックした際の動作を変更するものだが、開発作業はそれだけではない。ターミナル(コマンドを入力する黒い画面)から直接エディタを呼び出したり、バージョン管理システムのGitがコミットメッセージの入力を求める際にエディタを起動したりする場面も多い。そのため、ターミナルの環境変数であるEDITORとVISUALにcursorコマンドを設定する。これにより、様々なコマンドラインツールがエディタを必要とした際に、Cursorが自動的に起動するようになる。また、git config --global core.editor "cursor --wait"という設定は、Gitでの作業時に特化したものだ。--waitというオプションが重要で、これはCursorでファイルの編集を終えてタブを閉じるまで、Gitの処理を待機させるための指示である。
最後に、設定が正しく反映されたかを確認する。duti -x .pyのようなコマンドを実行すると、指定した拡張子(この場合は.py)が現在どのアプリケーションに関連付けられているかを表示できる。ここでCursorのバンドルIDが表示されれば、設定変更は成功だ。
このように、一連の作業を通じて、macOSの開発環境を自分好みに最適化することができる。これは単なる設定変更にとどまらず、コマンドライン操作、パッケージマネージャの利用、環境変数の理解、システムの内部設定へのアプローチなど、システムエンジニアとして必要となる基本的なスキルに触れる絶好の機会でもある。紹介されている方法はCursorを例としているが、バンドルIDを書き換えればVisual Studio Codeなど他のエディタにも応用可能な、普遍的な知識と言える。