【ITニュース解説】How I Passed the AWS Solutions Architect Associate (SAA-C03) Exam with 863 Marks
2025年10月02日に「Dev.to」が公開したITニュース「How I Passed the AWS Solutions Architect Associate (SAA-C03) Exam with 863 Marks」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
AWS SAA-C03試験の合格者は、AWS知識ゼロからUdemy講座で基礎を固め、専門コースと複数提供元の模擬試験を徹底活用した。弱点分析と問題理解を深めることが重要だ。体系的な学習と模擬試験の反復が、合格への道筋となる。
ITニュース解説
システムエンジニアとしてのキャリアをスタートさせようとしている皆さん、クラウド技術の習得は今日のIT業界で非常に重要だ。中でもAmazon Web Services(AWS)は、世界中の多くの企業で利用されており、その知識は今後のキャリアにおいて大きな強みとなる。しかし、AWSの広範なサービス群を前に、どこから手をつければ良いのか、どのように学習を進めれば良いのか途方に暮れる人もいるかもしれない。
今回、ご紹介する体験談は、まさにそうした初心者の方々にとって、大きなヒントとなるだろう。筆者は、数ヶ月前までAWSについてほとんど知識がなく、「S3」というサービスを「Google Driveのようなもの」と考えていたという。しかし、体系的な学習と継続的な努力によって、難易度の高い「AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)」試験に高得点で合格した。この成功は、適切なアプローチを踏めば、誰でもAWSの専門知識を習得できることを示している。
まず、AWS学習の第一歩として、基礎の基礎から始めることが推奨されている。筆者も、いきなりSAA-C03試験に挑むのではなく、まずAWSの基本的な概念を学ぶための「AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)」試験の準備から始めた。これは非常に理にかなった方法だ。土台がしっかりしていなければ、その上に高度な知識を積み上げることは難しい。具体的な学習リソースとして、UdemyのStephane Maarek氏による「[NEW] Ultimate AWS Certified Cloud Practitioner CLF-C02」コースが挙げられている。このコースは、AWSの基礎を築く上で最適な教材であり、筆者は約10日間でこれを修了し、その後の学習の基盤を固めたという。もし既にAWSの基本的な知識がある場合は、このステップは飛ばしても良い。
基礎が固まったら、いよいよ本命のSAA-C03試験の準備に入る。ここでも、UdemyのStephane Maarek氏の「Ultimate AWS Certified Solutions Architect Associate」コースが中心的な役割を果たす。このコースは、SAA-C03試験に必要な広範な知識を網羅しており、付属の学習資料(PDF形式)を繰り返し読み込み、重要な概念を深く理解することが求められる。ただ読むだけでなく、自分自身の言葉でノートを取り、疑問点があれば徹底的に調べることが合格への鍵となる。分からないことは、ChatGPTのようなAIツール、AWSが公式に提供するホワイトペーパー、YouTubeの解説動画などを活用し、多角的に理解を深める努力が重要だ。この段階で自分の苦手分野を特定し、集中的に学習することで、知識の穴をなくしていく。
本格的な知識習得の次に待っているのは、実践的な応用力を試す模擬試験だ。これは、実際の試験形式に慣れ、時間配分を把握し、知識の定着度を確認するための非常に重要なステップだ。筆者は、Stephane Maarek氏、Jon Bonso氏、Neal Davis氏といった著名な講師陣が提供する合計21回分の模擬試験をすべて受講したという。これほどの量の模擬試験をこなすことで、様々な角度から出題される問題に対応できる力が養われる。
まず、Stephane Maarek氏の模擬試験から始め、これまでの学習で得た知識を総復習する。ここでは80%以上の正答率を目指し、もし達成できない場合は、間違えた問題を徹底的に復習し、理解が曖昧な部分を再度学習し直す。ただし、同じ模擬試験を何度も受けるのは、問題と答えを暗記してしまうリスクがあるため、多くても2回までにとどめるのが賢明だ。次に、Jon Bonso氏とNeal Davis氏の模擬試験に進む。これらの模擬試験は、実際のAWS試験により近い形式と難易度を持つため、交互に受験することで、本番さながらの経験を積むことができる。特にNeal Davis氏の教材には、詳細な解説が含まれた「Full length Notes」と、試験直前の復習に役立つ「Exam Cramp Notes」があり、これらを活用することで、さらに理解を深められるだろう。模擬試験に取り組む際は、単に正解を導き出すだけでなく、なぜその選択肢が正解で、他の選択肢が間違いなのかを論理的に説明できるようになるまで考えることが重要だ。AWS試験の問題は非常に多岐にわたるため、暗記に頼るのではなく、根本的な理解を深めることが合格への近道となる。筆者もこの模擬試験のステップに1ヶ月半以上を費やしたという。
試験直前の数日間は、新たな模擬試験を受けるのは避けるべきだ。この時期は、これまで学習してきた内容、特に模擬試験で間違えた問題や、苦手だと感じた分野を重点的に見直す時間に充てる。AWSが公式に提供している20問程度の模擬試験を軽く解いてみるのも良い。体をしっかり休ませ、十分な睡眠をとることが、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮するためには不可欠だ。試験に集中できるよう、部屋や机を整頓しておくことも、心理的な準備として役立つ。
そして試験当日。多少の緊張は自然なことだ。散歩をしたり、瞑想をしたりして、心を落ち着かせることが大切だ。筆者の体験によると、実際の試験は模擬試験よりも簡単だと感じることがあるかもしれないが、それは模擬試験に真剣に取り組んだ結果だ。試験中は、ガムを噛むことは許可されているが、飲食や休憩は認められない点に注意しよう。身分証明書も忘れずに持参する必要がある。試験の問題は、焦らず1問につき1〜2分程度時間をかけてじっくり読み込む。もしすぐに答えがわからない問題があっても、そこに時間を費やしすぎず、フラグを付けて後で再確認できるようにする。選択肢を選ぶ際には、確実に間違っている選択肢を消去する「消去法」が非常に有効だ。最終的に最も理にかなった選択肢を選ぶようにする。もし試験時間を残して解答が終わったとしても、見直しを怠らない。小さな見落としが失点につながる可能性もあるからだ。
この体験談は、AWSの知識がほとんどない状態からでも、計画的な学習、質の高い教材の活用、そして何よりも継続的な努力によって、AWS Certified Solutions Architect – Associate試験に合格できることを示している。システムエンジニアとしての第一歩を踏み出す皆さんにとって、AWSの資格は大きな自信と機会をもたらしてくれるだろう。努力は必ず報われる。