【PHP8.x】mb_decode_numericentity関数の使い方

mb_decode_numericentity関数は、指定された数値エンティティを対応する文字に変換する関数です。この関数は、HTMLやXMLドキュメントに含まれる数値文字参照（例: é は é に変換される）を、対応する文字にデコードするために使用されます。

$string引数には、デコード対象の文字列を指定します。$encoding引数は、文字列の文字エンコーディングを指定します。省略された場合は、内部文字エンコーディングが使用されます。$is_hex引数は、数値エンティティが16進数形式であるかどうかを指定します。trueを指定すると、16進数エンティティ（例: é）もデコードされます。

この関数は、数値エンティティがデコードされた文字列を返します。デコードに失敗した場合は、元の文字列がそのまま返されます。mb_decode_numericentity関数は、特に外部からのデータを取り扱う場合に、文字エンコーディングの問題を解決し、テキストデータを正確に処理するために役立ちます。Webアプリケーション開発において、ユーザー入力やAPIからのレスポンスに含まれる文字を適切に処理するために利用されることが一般的です。セキュリティの観点からも、外部からの入力データを適切にエンコード、デコードすることは重要であり、mb_decode_numericentity関数はその一助となります。

mb_decode_numericentity(string $string, array $encoding_options = null, string $encoding = mb_internal_encoding()): string|false

string $string, array $map, ?string $encoding = null

• string $string: デコード対象の文字列
• array $map: 文字コードとエンティティのマッピングを指定する連想配列
• ?string $encoding: 文字エンコーディングを指定する文字列。省略時は内部エンコーディングが使用される

string

指定された文字列を、指定されたエンコーディングで数値文字参照（例: {）からデコードした結果の文字列を返します。