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【ITニュース解説】(实时)贵金属行情接口 详细接入指南【2025最新教程】

2025年09月12日に「Dev.to」が公開したITニュース「(实时)贵金属行情接口 详细接入指南【2025最新教程】」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

C++でInfoway APIとlibcurlを使い、金や銀などの貴金属リアルタイムK線データを取得する方法を解説。APIのURL、パラメータ、コード例、データ形式を示し、高頻度データ処理やWebSocketによるデータ取得など、実践的な活用法も学ぶことができる。

ITニュース解説

このニュース記事は、貴金属のリアルタイム市場価格データ、いわゆる「行情(はんこう)」データを取得するための具体的な方法について解説している。特に、システムエンジニアを目指す初心者が、プログラミングを通じて外部のデータを利用する基本的な流れを理解するのに役立つ内容だ。

記事で紹介されているのは「Infoway API」というサービスで、これは金や銀などの貴金属に関する様々な市場データを提供している。ここで言う「API」とは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、あるソフトウェアの機能やデータを別のソフトウェアから利用するための「窓口」のようなものだと考えれば良い。このAPIを使うことで、ウェブサイトやアプリケーションを開発する際に、自分で市場データを収集する手間なく、Infoway APIが提供する正確なデータを簡単に組み込めるようになる。

具体的に取得できるデータの一つに「K線データ」がある。これは株式や為替のチャートでおなじみのローソク足のことで、特定の時間(例えば1分、1時間、1日など)における価格の「始値(はじめね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」「終値(おわりね)」を示すものだ。これらのデータは、市場の動きを分析する上で非常に重要な情報となる。

Infoway APIの貴金属行情データは、特定のURL(APIエンドポイントと呼ぶ)にHTTPリクエストを送ることで取得できる。このURLは、取得したいK線の時間周期(例えば1分K線なら1)、K線の本数(例えば直近2本なら2)、そして対象となる資産コード(金ならXAUUSD、銀ならXAGUSDなど)を組み合わせることで生成される。例えば、金と銀の直近2本の1分K線を取得したい場合、特定のURLを構築してアクセスすることになる。

記事では、このAPIを利用するためのプログラミング言語としてC++が、HTTPリクエストを送るためのライブラリとして「libcurl」が使われている。libcurlは、プログラムからインターネット上のウェブサイトやAPIにアクセスし、情報を送受信するための非常に強力で広く使われているツールだ。C++のコード例を見ると、まずlibcurlを初期化し、先ほど説明したAPIのURLを設定する。次に、リクエストヘッダーと呼ばれる追加情報、特に「apiKey」という認証情報を設定する。これは、API利用者が正当なユーザーであることを証明するための鍵のようなもので、通常はInfowayのウェブサイトで登録して取得する必要がある。そして、HTTP GETリクエストを送信し、APIサーバーからの応答データを特定の関数(コールバック関数)で受け取り、文字列として保存する。リクエストが成功すれば、HTTPステータスコード(通常200が成功を示す)と共に、取得したK線データが表示されるという流れだ。

APIから返ってくるデータは、一般的にJSON形式という構造化されたテキスト形式だ。このJSONデータには、リクエストの成否を示す情報(retmsg)や、実際に取得した貴金属ごとのK線リストが含まれる。K線データの一つ一つには、「t」(成交時間、Unixタイムスタンプ形式の時刻)、「h」(最高値)、「o」(始値)、「l」(最低値)、「c」(終値)、「v」(出来高)、「vm」(取引額)といった詳細な情報が含まれている。これらのデータ項目をプログラムで解析し、アプリケーションで利用することになる。

リアルタイムデータを扱う上で、いくつかの実践的な考慮事項がある。まず、高頻度のK線データを効率良く取得するためには、ネットワーク接続を毎回確立するオーバーヘッドを減らすために「接続の再利用」や、複数のリクエストを並行して処理する「非同期リクエスト」、複数の銘柄を一度のリクエストで取得する「バッチリクエスト」といった最適化手法が有効となる。また、ネットワークの瞬断やAPI側の負荷によってリクエストが失敗することがあるため、自動的に何度か再試行する「エラーリトライメカニズム」を実装することも重要だ。

次に、取得したK線データの「成交時間(t)」は、コンピュータが共通で利用する「Unixタイムスタンプ」という形式で提供されることが多い。これは協定世界時(UTC)の1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数(またはミリ秒数)を示すもので、これを私たちが日常的に使う日付や時刻、そしてPCのローカルタイムに変換する必要がある。C++では、chronoライブラリやlocaltime関数などを使って変換できる。

貴金属市場は24時間取引されているように見えるが、週末や祝日には取引が行われない期間もあるため、K線データが途切れたり、そもそも存在しない場合がある。このような「欠損データ」に対しては、事前に非取引期間を考慮したり、前のK線の終値を使って不足しているデータを補完するなどの処理が必要になる場合がある。よりリアルタイム性を求めるなら、HTTPリクエストを定期的に送ってデータを取得する「ポーリング」よりも、サーバーからデータが更新されたらすぐにクライアントに通知する「WebSocket」という通信方式を検討することも推奨されている。

多スレッド環境、つまり複数の処理を同時に実行するプログラムでlibcurlを使う際には、各スレッドが独立したlibcurlのハンドル(リクエストを管理するオブジェクト)を持つようにすることが重要だ。これにより、異なるスレッド間でのデータの競合や予期せぬエラーを防ぐことができる。また、libcurlのグローバルな初期化は一度だけ行い、スレッドセーフな方法で管理することが推奨される。

取得した「成交量(v)」と「成交額(vm)」のデータは、市場の活動状況や流動性を分析するのに使える。例えば、取引量加重平均価格(VWAP)を計算したり、通常よりも出来高が急増しているかどうかを監視して、市場の活発化や異常な動きを検出する指標として利用できる。

WebSocketを使う場合、データ遅延を大幅に削減できる反面、ネットワークの切断が発生した際に適切に再接続する仕組みが必要となる。定期的にサーバーとの接続状態を確認する「心拍(Keep-Alive)メッセージ」を送ったり、切断された場合にすぐに再接続するのではなく、少しずつ待機時間を長くしながら再試行する「指数退避リトライ」という方法が有効だ。再接続後は、切断中に発生したデータの欠損がないかを確認し、HTTP APIで過去データを補完して一貫性を保つといった対応が求められる。

このように、貴金属のリアルタイム市場データを取得し、それをアプリケーションで活用するためには、APIの基本的な利用方法だけでなく、データの特性を理解し、パフォーマンス、信頼性、正確性といった様々な側面を考慮した実装が求められる。これはシステムエンジニアとしての基礎的なスキルを身につける上で、非常に良い演習となるだろう。

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