【ITニュース解説】It looks like an M5 iPad Pro is coming very soon
2025年10月01日に「Engadget」が公開したITニュース「It looks like an M5 iPad Pro is coming very soon」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
M5チップ搭載の新型iPad Proが近く登場する見込みだ。リーク動画によると、13インチモデルでRAMは12GBに増量。M5チップは前世代と比較し、CPU性能が12%、GPUは36%高速化する。外観に大きな変化はないが、iPadOS 26を搭載し、大幅な性能向上が期待される。10月発表の可能性が高い。
ITニュース解説
Appleは、次世代の高性能タブレットであるiPad Proを間もなく発表する可能性が高い。この情報は、ロシアの著名なYouTuberが公開した開封動画によって明らかになったもので、このYouTuberは過去にもM4チップを搭載した14インチMacBook Proの登場を正確にリークしており、今回の情報も高い信頼性を持つと見られている。
今回リークされたのは、Appleが自社で設計・開発した高性能な半導体チップ「M5チップ」を搭載した13インチのiPad Proだ。このモデルは256GBのストレージを内蔵し、スペースブラックと呼ばれる色合いを持つ。M5チップはiPad Proの頭脳となる重要な部品で、これによりタブレット全体の処理速度やグラフィック性能が大幅に向上することが期待される。256GBのストレージ容量は、写真や動画、アプリケーションなどのデータを保存するための領域であり、一般的な使用においては十分な容量と言える。
新しいiPad Proの外観デザインは、現在のモデルと比べて目立った変更点は見られないようだ。背面カメラは引き続き一つで、四つのスピーカーと、キーボードなどのアクセサリーを接続するためのSmart Connectorも現行モデルと同様に搭載されている。これまでの噂では、前面カメラが二つになるという情報もあったが、今回の動画ではその情報は確認されなかった。また、本体の薄さは現行モデルの優れた点を引き継いでいることも示されている。
動画では、この新しいiPad Proの性能を測定するベンチマークテストの結果も公開された。ベンチマークとは、コンピューターの処理能力を数値化して評価するためのテストのことで、特に「Geekbench 6」という業界で広く使われているツールが利用された。このテスト結果によると、M5チップ搭載のiPad Proは、前世代のモデルと比較して、CPU(中央演算処理装置、コンピューターの主要な計算を行う部分)のマルチコア性能が約12%向上していることが示された。マルチコア性能の向上は、複数の処理を同時に行う際の効率が良くなることを意味し、特に複雑なアプリケーションの利用や、複数のアプリを同時に立ち上げて作業する際に体感できる性能向上につながる。
さらに、GPU(画像処理装置、グラフィック関連の処理を行う部分)の性能は、前世代と比較して約36%の高速化を達成している。GPU性能の大幅な向上は、ゲーム、動画編集、3Dモデリングなど、グラフィックを多用する作業において、よりスムーズで快適な体験を提供する。システムエンジニアが開発したグラフィックを多用するアプリケーションや、高度なシミュレーションを行う際にも、このGPU性能が大きな力を発揮するだろう。
また、256GBストレージモデルには12GBのRAM(ランダムアクセスメモリ、一時的なデータを記憶する部品)が搭載されることも明らかになった。現行モデルの256GB版では8GBのRAMが一般的であったため、これは約50%の増加となる。RAMの増量は、同時に実行できるアプリの数や、一つあたりのアプリが扱えるデータ量が増えることを意味し、特にプロフェッショナルな用途や、大量のデータ処理が必要な場面で、より快適なマルチタスクと高速な動作を可能にする。例えば、大規模な開発プロジェクトで複数の開発ツールやドキュメントを同時に開くような場合でも、動作がもたつくことなくスムーズに作業を進められるようになる。
動画に映し出されたiPad Proは「iPadOS 26」という新しいバージョンのOS(オペレーティングシステム、デバイスを動かす基本ソフトウェア)で動作していた。これは、Appleが次世代のiPad向けに準備しているOSである可能性が高い。また、搭載されているバッテリーは今年8月に製造されたものであることも判明した。これは、製品が比較的最近製造されたものであることを示唆しており、間もなく正式発表される可能性をさらに裏付ける情報と言える。
もちろん、リーク情報には常に確実ではない要素が伴う。しかし、今回の情報源は過去に正確なリーク実績があるため、その信憑性は非常に高いと判断されている。Appleは、M5チップを搭載した刷新されたiPad Proを10月中に発表すると広く予測されており、今回のリークはこの予測と一致する。
さらに、AppleはM5チップを搭載したMacBook Proの新型モデルの開発も進めていると報じられている。これらの新しいコンピューターも、今年後半には利用可能になる可能性がある。M5チップがiPad Proだけでなく、MacBook Proにも搭載されることで、Apple製品全体で提供される性能と体験が一段と進化することが期待される。システムエンジニアを目指す人々にとって、これらの高性能デバイスは、開発環境としての利用、学習、そして将来のキャリアにおいて強力なツールとなるだろう。特に、MacBook ProとiPad Proが同じ高性能チップを搭載することで、開発したアプリケーションを異なるデバイス環境でシームレスにテストしたり、利用したりする機会が増えることも考えられる。Appleエコシステム内での開発の可能性がさらに広がることを示唆しているのだ。