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【ITニュース解説】Nextjs Todo Application Using Mysql and Terraform

2025年09月30日に「Dev.to」が公開したITニュース「Nextjs Todo Application Using Mysql and Terraform」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

Next.jsでTodoアプリを開発し、AWS上にMySQLデータベースをTerraformで自動構築・管理する記事。クライアント側でUIを高速化しつつ、Next.jsのサーバーアクションでDBと直接連携させる。Terraformによるインフラの自動化とコスト削減の重要性も学べる。

ITニュース解説

この記事は、Next.jsという現代的なウェブフレームワークを使ってTodoアプリケーションを構築し、その裏側でMySQLデータベースをAmazon Web Services(AWS)上にデプロイし、さらにそのデプロイプロセスをTerraformというツールで自動化する方法について解説している。システムエンジニアを目指す初心者にとって、フロントエンド、バックエンド、そしてインフラ構築というウェブ開発の主要な要素がどのように連携するのかを理解する良い機会となるだろう。

まず、Todoアプリケーションの機能についてだが、これは一般的なTodoリストと同様に、Todoの追加、編集、削除、全取得、全削除といった基本的な操作ができる。このアプリケーションのフロントエンド(ユーザーが直接触れる部分)はReactで構築されており、ユーザーが何か操作をすると、まずその変更がブラウザの画面上に即座に反映される。具体的には、Reactの状態変数という一時的なメモリ領域に保存される。その後、この変更がバックグラウンドでAWS上のデータベースに同期される仕組みだ。この「まずブラウザに表示し、後からデータベースに保存する」という非同期的なアプローチは、ユーザーがデータベースからの応答を待つ必要がないため、アプリケーションが非常にスムーズで応答性が高く感じられるというメリットがある。一方で、もしデータベースに保存される前にユーザーがブラウザを閉じてしまうと、その情報が失われる可能性があるというデメリットもあるが、多くのケースではこのトレードオフは問題なく機能すると筆者は述べている。

具体的なコードを見ると、ユーザーが新しいTodoを追加する際に、まずReactの状態変数を更新してUI(ユーザーインターフェース)に即座に表示し、同時にaddTodosToDBという関数を呼び出してデータベースへの保存処理をバックグラウンドで実行していることがわかる。このaddTodosToDB関数には、"use server";という記述がある。これはNext.jsの機能で、このファイル内のコードがサーバー側で実行される「サーバーアクション」であることを示している。サーバー側で実行されるため、安全にデータベースに直接アクセスし、MySQLのSQLクエリを使ってデータを挿入できる。実際のプロダクション環境では、より堅牢なデータベース操作のためにORM(Object-Relational Mapping)というツールを使うのが一般的だが、このデモでは直接SQLを使っている。また、このアプリケーションのコードの多くは、AIエージェントの助けを借りて生成されたもので、現代の開発においてAIがコード生成に活用されている事例としても興味深い。

次に、このアプリケーションのデータベースをAWS上に構築し、それをTerraformで管理する部分が記事の核心となる。ウェブアプリケーションの構築はAIの助けもあり以前よりも容易になったが、実際にアプリケーションを動かすためのサーバーやデータベースなどの「インフラ」をデプロイするのは、特に初心者にCとって難しい場合が多い。ここでTerraformが非常に役立つツールとなる。Terraformは「Infrastructure as Code(IaC)」という考え方に基づき、サーバーやデータベースなどのインフラ設定をコードとして記述し、そのコードを実行することでインフラを自動的に構築・管理できる。これにより、手動での設定ミスを防ぎ、繰り返し同じ環境を簡単に構築できるようになる。

AWS上にMySQLデータベースを構築するために、まずAWSアカウント(クレジットカードが必要)、AWSのアクセスキー(Key IDとSecret Access Key)、そしてTerraformのインストールが必要となる。これらの準備ができた後、AWSプロファイルをローカル環境に設定し、データベース名、ユーザー名、パスワードなどの機密情報を環境変数としてエクスポートする。Terraformはこれらの環境変数を自動的に認識し、データベース設定に利用する。

Terraformを使ったインフラ構築のプロセスは次の3つのコマンドで行われる。

  1. terraform init: これはTerraformの作業ディレクトリを初期化し、必要なプロバイダー(AWSなどのクラウドサービスとTerraformを連携させるためのプラグイン)をダウンロードするコマンドである。
  2. terraform plan: このコマンドは、記述されたTerraformコードに基づいて、AWS上でどのようなリソースが作成、変更、または削除されるかを事前に表示してくれる。実際の変更が行われる前に、意図しない変更がないかを確認できるため、非常に重要なステップだ。
  3. terraform apply: planコマンドで表示された内容に問題がなければ、このコマンドを実行することで実際にAWS上にインフラが構築される。このとき、TerraformはデータベースのホストURLなど、アプリケーションがデータベースに接続するために必要な情報を出力してくれる。このホストURLと、設定したユーザー名、パスワードを使って、MySQLクライアントからデータベースに接続し、正しくテーブルが作成されているかを確認することもできる。

アプリケーションは、AWS上に構築されたMySQLデータベースに接続するために、環境変数からホスト名、ユーザー名、パスワード、データベース名を取得する。これにより、コード内に機密情報を直接書かずに安全に接続できる。

AWSを利用する上で忘れてはならないのが費用だ。AWSのリソースは利用した分だけ料金が発生するため、不要なリソースは削除することが重要だ。Terraformは、terraform destroyというコマンドを実行するだけで、applyコマンドで作成したすべてのAWSリソースを簡単に削除できる。これにより、テスト目的で構築したデータベースが不要になった際に、費用発生を停止し、リソースの無駄遣いを防ぐことができる。企業で働く場合でも、使用していないリソースを適切に削除することは、コスト削減の良いプラクティスとされている。

最終的に、このデモはシステムエンジニアを目指す初心者にとって、Web開発の全体像を理解する上で非常に示唆に富んでいる。Next.jsを使った現代的なアプリケーション開発と、その裏側で動くMySQLデータベースの構築、そしてそれをTerraformで効率的に管理する手法を学ぶことができる。特に、AWSのようなクラウド環境でのデータベース設定は、実務で頻繁に遭遇するシナリオであり、TerraformのようなIaCツールを使いこなすことは、現代のシステムエンジニアにとって不可欠なスキルとなるだろう。

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