【PHP8.x】enableExtendedResultCodesメソッドの使い方

enableExtendedResultCodesメソッドは、SQLite3データベース接続において、拡張リザルトコードの有効/無効を切り替えるメソッドです。SQLite3クラスのインスタンスに対して使用します。

このメソッドを使用することで、SQLiteライブラリから返されるリザルトコードの詳細度を制御できます。通常、SQLiteはSQL操作の成功・失敗を示す基本的なリザルトコードを返しますが、拡張リザルトコードを有効にすると、より詳細なエラー情報や警告を取得できるようになります。

引数には、ブール値（trueまたはfalse）を指定します。trueを指定すると拡張リザルトコードが有効になり、falseを指定すると無効になります。拡張リザルトコードが有効な場合、SQLite3::lastErrorCode()およびSQLite3::lastErrorMsg()メソッドは、より詳細なエラー情報を提供するようになります。

主に、データベース操作中に発生した問題をより詳細に診断したい場合に、このメソッドを使用します。例えば、外部キー制約違反や一意性制約違反など、特定のエラー原因を特定するのに役立ちます。しかし、拡張リザルトコードはパフォーマンスに若干の影響を与える可能性があるため、特に必要がない場合は無効にしておくことが推奨されます。

使用例としては、$db->enableExtendedResultCodes(true); のように記述することで、データベース接続 $db に対して拡張リザルトコードを有効にできます。その後、SQL操作を実行し、エラーが発生した場合には、$db->lastErrorCode() や $db->lastErrorMsg() を使用して詳細なエラー情報を取得できます。

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1<?php
2
3$db = new SQLite3('database.sqlite');
4$db->enableExtendedResultCodes(true);
5
6?>

bool $enable = true

• bool $enable = true: 拡張された結果コードを有効にするかどうかを指定します。true に設定すると、より詳細なエラーコードとエラーメッセージが返されます。

bool

SQLite3::enableExtendedResultCodes メソッドは、SQLite3 の拡張結果コードを有効にするかどうかを示すブール値を返します。true を返した場合、拡張結果コードが有効になり、false を返した場合は無効になります。