【PHP8.x】versionメソッドの使い方
versionメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。
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基本的な使い方
versionメソッドは、PHPのSQLite3クラスが使用しているSQLiteライブラリのバージョン情報を取得するメソッドです。SQLiteライブラリとは、ファイルベースで軽量なデータベースを操作するための重要なソフトウェアコンポーネントです。このメソッドは、現在システムで利用可能なSQLiteのバージョンをプログラムから確認したいときに使用されます。
このメソッドを呼び出すと、SQLiteライブラリのメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンといった詳細な情報が提供されます。具体的には、連想配列を返します。この配列には通常、'version'キーで完全なバージョン文字列、そして'sqlite_version_number'キーでバージョン番号が整数として含まれています。
SQLite3::version()は、SQLite3クラスのインスタンス(オブジェクト)を作成することなく、直接呼び出すことができる「静的メソッド」です。そのため、データベースに接続する前や、システムにインストールされているSQLiteのバージョンだけを知りたい場合にも手軽に利用できます。この情報は、PHPスクリプトが特定のSQLiteバージョンに依存する機能を使用している場合や、互換性の確認、デバッグ時に現在使用されているSQLiteの環境を正確に把握する際に特に有用です。
構文(syntax)
1<?php 2$versions = SQLite3::version(); 3?>
引数(parameters)
引数なし
引数はありません
戻り値(return)
array
SQLite3::version()メソッドは、SQLiteライブラリのバージョン情報を配列で返します。この配列には、メジャーバージョン、マイナーバージョン、リリースバージョンなどの情報が含まれています。