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【ITニュース解説】WhatsApp starts rolling out message translations on iOS and Android

2025年09月24日に「Engadget」が公開したITニュース「WhatsApp starts rolling out message translations on iOS and Android」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

WhatsAppがiOSとAndroidアプリでメッセージ翻訳機能の提供を開始した。これにより、アプリ内で多言語メッセージを簡単に翻訳できる。Androidではチャット全体の自動翻訳も可能だ。翻訳はデバイス内で処理されるためプライバシーが保護され、グループチャットでも利用可能だ。

ITニュース解説

世界中で利用されているメッセージングアプリWhatsAppが、iOS版とAndroid版のアプリでメッセージ翻訳機能の提供を開始した。この新機能は、異なる言語を話す人々の間で、よりスムーズなコミュニケーションを実現することを目的としている。

具体的に、この機能はユーザーが受け取ったメッセージを別の言語に変換したり、自分が送信するメッセージの翻訳を確認したりすることを可能にする。これにより、例えば海外の友人やビジネスパートナー、あるいは多国籍なグループチャットにおいて、言語の壁を感じることなく会話を進めることができるようになる。

Androidユーザーは現在、英語、スペイン語、ヒンディー語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語の6言語間でメッセージを翻訳できる。これらの言語は、世界中で広く話されている主要な言語であり、多くのユーザーにとって有用な機能となるだろう。

一方、iPhoneユーザーは、より幅広い言語に対応している。Appleの提供する翻訳アプリがサポートする全ての言語が利用可能で、具体的にはアラビア語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語(標準語)、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ベトナム語が含まれる。これは、iPhoneユーザーが多様な国や地域の人々と、それぞれの母国語に近い形でやり取りできることを意味する。

メッセージを翻訳する操作方法は非常にシンプルである。翻訳したいメッセージを長押しするとメニューが表示され、その中から「翻訳」を選択する。次に、翻訳したい言語、または翻訳元の言語を選ぶだけで、メッセージが変換される。Android版ではさらに便利な機能として、チャット全体で自動翻訳をオンにすることも可能だ。この自動翻訳機能は、特に活発なグループチャットや、特定の相手との継続的な会話において、手動で一つ一つ翻訳する手間を省き、より自然なコミュニケーションをサポートする。

この翻訳機能の重要な特徴の一つは、そのプライバシー保護への配慮である。WhatsAppは、ユーザーのプライバシーを最優先事項としており、メッセージの翻訳処理はユーザーのデバイス上で行われる。これは「オンデバイス翻訳」と呼ばれる仕組みで、翻訳のためにメッセージの内容がWhatsAppのサーバーに送信されることはない。WhatsAppのチャットはエンドツーエンド暗号化されており、メッセージの内容は送信者と受信者以外には誰も見ることができないようになっているが、この翻訳機能もその暗号化されたチャットのプライバシー保護を維持したまま提供されている。つまり、WhatsApp自身も、翻訳機能を利用したメッセージの内容を見ることはできないのだ。

デバイス上での翻訳を可能にするため、関連する言語パックはユーザーのデバイスにダウンロードされる。これにより、翻訳のたびにインターネット経由で外部サーバーと通信する必要がなくなり、より高速かつ安全な翻訳体験が提供される。

この翻訳機能は、1対1の個人チャット、複数のメンバーが参加するグループチャット、そして情報を配信するチャンネルの更新メッセージにも対応している。これにより、WhatsAppのあらゆるコミュニケーションシーンで言語の壁が低減される。WhatsAppは、将来的にはさらに多くの言語への対応も追加していく予定であると述べており、機能の拡充が期待される。

ただし、現時点では、WhatsAppのウェブ版やWindowsアプリでのメッセージ翻訳機能の提供については言及がない。この機能は一部のデバイスから順次提供が開始されており、まだ利用できないユーザーもいるかもしれない。WhatsAppは、サポートページで「WhatsAppをデバイスで最新の状態に保つことを推奨します。そうすることで、機能が利用可能になり次第すぐに利用できるようになります」と案内しており、アプリの定期的なアップデートが推奨されている。

今回のWhatsAppのメッセージ翻訳機能の導入は、グローバルなコミュニケーションをより身近なものにし、異なる文化や言語を持つ人々が互いに理解し合い、つながるための強力なツールとなるだろう。ソフトウェア開発において、ユーザー体験の向上とプライバシー保護は常に重要な課題であり、この機能はその両方を高いレベルで実現している良い事例と言える。

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