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【ITニュース解説】Getting Started with MCP: Connecting Clients & 10 Essential MCPs you should try

2025年09月27日に「Dev.to」が公開したITニュース「Getting Started with MCP: Connecting Clients & 10 Essential MCPs you should try」について初心者にもわかりやすく解説しています。

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ITニュース概要

MCPは、開発ツール(IDEなど)と外部サービス(Notion, GitHubなど)を連携させ、AIエージェントが自動で情報にアクセスできるようにする技術だ。mcp.jsonで設定し、コードやドキュメント、タスク管理を効率化し、開発作業をスムーズにする。

ITニュース解説

システム開発の現場では、日々多くのツールが使われている。コードを書く統合開発環境(IDE)やテキストエディタ、ドキュメントを管理するツール、タスクを追跡するツール、デザインを作成するツールなど、多岐にわたる。これらのツールはそれぞれ独立して機能するが、開発者の作業効率を最大化するには、これらのツールが連携し、情報を共有できることが重要になる。特に近年普及が進むAIアシスタント(エージェント)が、開発者の代わりに複雑な作業をこなすためには、多岐にわたるツールから適切な情報を得られる仕組みが不可欠だ。ここで登場するのが「MCP(Model Context Protocol)」である。

MCPは、あなたが普段使っている開発ツールやAIエージェントが、さまざまな外部サービス(ノーションやGitHubなど)と連携するための標準的な通信ルールだと考えると分かりやすい。このプロトコルがあることで、あなたのAIエージェントは、通常はアクセスできないような外部ツールの情報に安全かつ効率的にアクセスできるようになる。例えば、AIエージェントがコードのレビューをする際、関連するタスク管理ツールのチケット情報や、デザインツールの最新のデザイン仕様を自動的に参照し、より質の高いフィードバックを提供するといったことが可能になるのだ。

実際にMCPをあなたの開発環境に組み込むには、主に二つの手順が必要になる。まず一つは、あなたが使っている開発ツール(クライアント)がMCPをサポートしているかを確認し、その機能を有効にすることだ。Cursor、Windsurf、Claude DesktopといったAIアシスタント連携に特化した開発ツールは、すでにMCPクライアントとしての機能を備えているものが多い。次に、どの外部サービス(MCPサーバー)と連携したいかを設定ファイルに記述する。この設定ファイルは通常mcp.jsonという名前で、プロジェクトのルートディレクトリやグローバル設定の場所に配置する。設定ファイルには、連携したい各MCPサーバーのURLと、そのサービスにアクセスするための認証情報(APIキーやOAuthトークンなど)を正確に記述する必要がある。これにより、あなたのクライアントとAIエージェントは、設定されたMCPサーバーを通じて外部サービスと安全に通信できるようになる。

ここからは、実際に利用できる代表的なMCPサーバーをいくつか紹介する。

Notion MCPは、ドキュメント、計画、データベースなど、開発プロジェクトに関する多様な情報を管理するNotionと連携する。AIエージェントは、Notion上の仕様書や企画書、ナレッジベースから必要な情報を安全に取得し、特定のプロジェクトの要件定義を要約したり、行動項目をリストアップしたりできる。手動で情報をコピーする手間が省け、常に最新の情報に基づいた作業が可能になる。

GitHub MCPは、コードリポジトリ、プルリクエスト、課題(Issue)など、開発の中核であるGitHubにAIエージェントがアクセスできるようにする。これにより、AIエージェントはオープンなプルリクエストをリストアップし、失敗しているものを見つけたり、必要な変更点の要約を自動生成したり、コードの文脈を理解してレビューを支援したりできる。

Linear MCPは、プロジェクトの課題追跡や管理に人気のLinearと連携する。AIエージェントは、特定のチケットの情報を取得したり、受け入れ基準を読み取ったり、実装計画を生成したりできる。これにより、開発ワークフローの管理がよりスムーズになる。

Figma MCPは、デザインファイルを管理するFigmaにAIエージェントがアクセスできるようにする。フロントエンド開発者にとって、最新のデザインドキュメントから直接デザイン仕様を問い合わせたり、ログイン画面のデザインからReactコンポーネントの骨組みとスタイルを生成したりすることが可能になり、デザインと実装の連携が強化される。

Supabase MCPは、バックエンドサービスを提供するSupabaseと連携し、AIエージェントがデータベースのスキーマやテーブルデータにアクセスできるようにする。データベースのTypeScript型定義を生成したり、特定のクエリに対するインデックスの提案を受けたりと、バックエンド開発やデータ関連の作業を効率化する。

Slack MCPは、チームのコミュニケーションハブであるSlackと連携する。AIエージェントは、特定のチャンネルのメッセージ履歴を分析し、チームが抱える課題を要約したり、次の優先順位付けを提案したりできる。これにより、コミュニケーションデータが開発ワークフローに統合され、より迅速な意思決定が可能になる。

File System MCPは、AIエージェントがあなたのローカルファイルシステムにアクセスできるようにする。プロジェクト内のコード、設定ファイル、ドキュメントなどをAIエージェントが検索したり、TODOコメントを抽出してタスクリストを作成したりと、ローカル環境での情報活用を支援する。

Playwright MCPは、ブラウザの自動化とテストツールであるPlaywrightと連携する。AIエージェントはブラウザセッションを起動し、Webページをナビゲートしたり、フォームへの入力をシミュレートしたり、UIテストを実行したりできる。これにより、ウェブサイトのサインアップフォームの動作確認など、自動的なUIテストが可能になる。

Postman MCPは、API開発とテストに広く使われるPostmanと連携し、AIエージェントがAPIコレクション、エンドポイント、テスト環境にアクセスできるようにする。APIのテストや、APIタスクの自動化に役立ち、特定のAPIコレクション内のエンドポイントと必要なパラメータをリストアップするといったことが可能になる。

Peekaboo MCPは、macOS専用のツールだが、AIエージェントが画面のスクリーンショットやアプリケーションの使用状況をキャプチャし、UIのコンテキストを視覚的に理解できるようにする。UIのセキュリティスキャンを実行したり、重複したラベルを持つボタンを特定したりと、視覚的デバッグやシステムの監視に活用できる。

MCPは単にツール間の切り替えを減らすだけでなく、開発ワークフローそのものを大きく変革する可能性を秘めている。あなたの開発環境、AIエージェント、そして日常の作業が、まるで一つのシームレスなシステムのように機能し始めるのだ。手作業での情報収集やコピー&ペースト、タブの切り替えといった手間が劇的に削減され、AIエージェントが直接情報源にアクセスして最新のデータに基づいて作業を進める。これにより、新しいプロジェクトへのスムーズな参加、開発ツールの利用における摩擦の低減、常に最新情報に基づいた一貫性のある作業、そして新しいツールを追加しても容易に連携できる拡張性が実現する。

MCPは、開発者がよりスマートに、より速く、より統合された方法で作業を進めるための強力な基盤を提供する。今回の解説で、MCPクライアントとMCPサーバーを連携する方法、そして主要なMCPの活用例について理解が深まったはずだ。将来的には、既存のMCPを利用するだけでなく、あなた自身のカスタムツールやワークフローを統合するために独自のMCPサーバーを構築する道も開かれている。

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