【ITニュース解説】How to Share Apple Watch Faces (and Add Ones Friends Send You)
2026年10月13日に「Dev.to」が公開したITニュース「How to Share Apple Watch Faces (and Add Ones Friends Send You)」について初心者にもわかりやすく解説しています。
ITニュース概要
Apple Watchの文字盤は、コンプリケーションを含め設定を丸ごと共有できる。iPhoneのWatchアプリから簡単に送信・受信が可能で、家族やチームでの活用、設定のバックアップに便利だ。watchOS 7以降が必要。第三者アプリのコンプリケーション利用時は、アプリのインストールを促される。
ITニュース解説
Apple Watchの文字盤共有機能は、自身が細部まで設定した文字盤のデザインや、そこに配置された情報表示機能であるコンプリケーションを、他のユーザーと手軽に共有できる便利な仕組みだ。たとえば、仕事や趣味、特定のイベントに合わせて完璧にカスタマイズした文字盤を、家族や同僚、トレーニンググループのメンバーにも同じように使ってもらいたい場合、この機能を使えば、相手がゼロから同じ設定を再現する手間を省ける。共有される内容は、文字盤のデザインそのものと、その文字盤に設定された全てのコンプリケーションだ。これにはApple Watchに標準で組み込まれているコンプリケーションだけでなく、サードパーティ製アプリから提供されるコンプリケーションも含まれる。この文字盤共有機能を利用するための前提条件として、文字盤を共有する側と受け取る側の両方のApple Watchが、watchOS 7以降のバージョンを搭載している必要がある。
文字盤を自分のiPhoneから共有する手順は非常に簡単だ。まず、iPhoneにインストールされているApple Watchアプリを開く。次に、自分のコレクションの中から共有したい文字盤、またはまだコレクションに追加されていない文字盤ギャラリーの中から共有したいベースの文字盤をタップして選択する。文字盤の詳細画面が表示されたら、共有ボタンをタップし、その後「メッセージ」や「メール」など、文字盤を送りたい共有方法を選択する。この際、共有する文字盤がどのような目的で作られたのか、例えば「これは私のランニング用の設定だよ」とか「旅行時に役立つように二つのタイムゾーンを表示する文字盤だよ」といった短いメモを添えると、受け取った相手がその文字盤の意図を理解しやすくなるだろう。
共有された文字盤を受け取る場合も、操作はシンプルだ。共有された文字盤は、メッセージアプリやメールで送られてくるか、ウェブ上のリンクとして提供される場合がある。共有されたテキストメッセージ、メール、またはリンクを開くと、共有された文字盤のデザインが表示されるので、それをタップし、「追加」をタップするだけで、その文字盤が自分のApple Watchのコレクションに追加される。
もし共有された文字盤に、自分がまだインストールしていないサードパーティ製アプリのコンプリケーションが含まれていた場合、Apple Watchは二つの選択肢を提示する。一つは、「入手」またはアプリの価格ボタンをタップしてApp Storeから該当アプリをダウンロードする方法だ。この方法を選択すれば、文字盤は全てのコンプリケーションを含んだ完全な状態で追加される。もう一つは、「このアプリなしで続ける」をタップする方法で、この場合、該当するサードパーティ製アプリのコンプリケーションは表示されない状態で文字盤が追加される。後からそのアプリをインストールすれば、文字盤の編集画面から欠けていたコンプリケーションを手動で追加することも可能だ。
共有リンクを誤ってiPadやMacで開いてしまった場合でも、文字盤を追加することは可能だ。その場合は、まずiPadやMac上でリンクをタップまたはクリックして、文字盤ファイルをダウンロードする。次に、ダウンロードしたファイルをAirDrop機能や「ファイル」アプリを使って、自分のiPhoneに転送する。iPhoneに転送された文字盤ファイルは、タップするとApple Watchアプリで開くかどうか選択肢が表示されるので、Apple Watchアプリで開くように選択する。最後に「マイ文字盤に追加」をタップすれば、文字盤が追加される。
この文字盤共有機能は、様々な場面で活用できる。例えば、家族間では、子供や高齢の親のために、視認性の高いシンプルな文字盤を一度だけ設定し、それを共有することで、全員が同じ設定を簡単に利用できるようになる。チームで仕事をする際には、世界時計でチームメンバーのタイムゾーンを表示する文字盤を作成し、それを共有すれば、お互いの勤務時間を把握しやすくなる。トレーニンググループでは、ランニングやサイクリングなど、特定のワークアウトに焦点を当てた文字盤を共有することで、全員が同じ指標を即座に確認できる。また、自分自身の文字盤設定のバックアップとしても便利だ。お気に入りの文字盤設定を自分宛てのメモやメールとして送っておけば、万が一文字盤を削除してしまっても、後から簡単に再追加できる。
共有された文字盤は、一度自分のコレクションに追加されると、他の文字盤と同様に扱える。つまり、自分好みに編集したり、コレクション内での並び順を変更したり、不要になったら削除したりすることもできる。Apple Watch本体でその文字盤に切り替えるには、ディスプレイを長押しして文字盤選択画面を表示し、目的の文字盤までスワイプしてタップする。コンプリケーションを変更したい場合は、再びディスプレイを長押しして「編集」をタップし、左にスワイプしてコンプリケーションの編集画面に進むことで、好きなコンプリケーションに差し替えることが可能だ。
文字盤の共有や追加の際にトラブルが発生した場合の、一般的な対処法もいくつか存在する。もし受信者が文字盤を追加できない場合は、まずその人のApple WatchがwatchOS 7以降のバージョンを実行していることを確認すると良い。文字盤を追加した後に特定のコンプリケーションが表示されない場合は、そのコンプリケーションがサードパーティ製アプリのものであり、受信者がアプリなしで追加する選択肢を選んだ可能性が高い。この場合、受信者は該当するアプリをインストールし、文字盤の編集画面から改めてコンプリケーションを追加できる。共有リンクをMacで開いてしまった場合は、前述したAirDropやファイルアプリを使ってファイルをiPhoneに転送する手順を実行すれば問題なく解決する。
文字盤を共有する前には、いくつかの点に注意すると、よりスムーズな共有が可能となる。例えば、自分にしか意味のないようなプライベートなカレンダー情報など、共有相手には不要なコンプリケーションは、あらかじめ文字盤から削除しておくことをお勧めする。また、相手が気に入るような色を選んで共有するか、もし相手の好みに合わない場合は、色を変更する方法を伝えてあげると親切だ。さらに、その文字盤が特定のサードパーティ製アプリに依存している場合は、相手にそのアプリのインストールが必要であることを事前に伝えておくと、文字盤の追加が滞りなく進むだろう。
記事の作者は、Apple WatchとWear OS向けにアニメーションや動画デザインの文字盤を提供するアプリ「WatchLux」の開発者でもある。このアプリは750種類以上の文字盤を提供しており、生成AIツールを用いて作成されたアートワークが特徴だ。WatchLuxは無料でダウンロードしてプレビューできるが、全てのカタログへのアクセスや広告の非表示にはサブスクリプションが必要となる。作者のチームは高度な生成AIアートとビデオ技術を専門としており、WatchLuxやScreenLuxといったアプリにその技術を応用している。これは、Apple Watchの文字盤デザインの可能性をさらに広げる、具体的な応用例と言えるだろう。