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【ITニュース解説】How to clear the cache on your PS5

2025年10月04日に「Engadget」が公開したITニュース「How to clear the cache on your PS5」について初心者にもわかりやすく解説しています。

作成日: 更新日:

ITニュース概要

PS5の動作不良は一時ファイルが溜まる「キャッシュ」が原因の場合がある。キャッシュクリアは、セーブデータや設定を消さずにシステムの不要なデータを削除し、動作を改善する。セーフモードから「システムソフトウェアキャッシュをクリア」で実行可能。システムメンテナンスの基本として重要だ。

出典: How to clear the cache on your PS5 | Engadget公開日:

ITニュース解説

PS5の動作が最近少し遅くなった、ゲーム中にフリーズする、あるいはなんとなく挙動がおかしいと感じたことはないだろうか。もしそうであれば、「キャッシュのクリア」がその問題を解決するための手軽で効果的な方法となるかもしれない。

キャッシュとは、ゲーム機が一時的に保管するファイル群のことである。PS5は、よく使うデータやプログラムの一部をこのキャッシュ領域に一時的に保存することで、次回のアクセス時により迅速にそれらを読み込み、ゲームやシステムの全体的な動作をスムーズに保っている。しかし、時間が経つにつれてこれらのファイルは大量に蓄積され、中には古くなったり破損したりするものも出てくることがある。そうなると、本来の目的とは反対に、システムに負担をかけ、動作の遅延や予期せぬエラーを引き起こす原因となってしまうのだ。キャッシュをクリアすることは、こうした不要な一時ファイルを一掃し、PS5を最適な状態に戻すためのメンテナンス作業と言える。この作業によって、大切なゲームデータやセーブデータ、さらには設定が削除されることはないので安心してほしい。

PS5のキャッシュをクリアするには、特別な「セーフモード」と呼ばれる起動方法を使う必要がある。セーフモードは、パソコンにおける同様の機能と同じく、システムを最小限の構成で起動し、トラブルシューティングやメンテナンスを行うための特別な状態である。通常のPS5の設定メニューからはセーフモードに入ることはできないため、以下の手順で手動で起動する必要がある。

まず、PS5の電源を完全に切る。コントローラーのPSボタンを長押しし、「電源」メニューから「PS5の電源を切る」を選択するか、PS5本体の電源ボタンを約3秒間長押しするかのどちらかの方法で電源をオフにする。電源インジケーターがしばらく点滅した後、完全に消灯するまで待つ。次に、PS5本体の電源ボタンを押し続ける。最初のビープ音が鳴り、さらに約7秒後にもう一度ビープ音が鳴ったら、指を離す。これでPS5はセーフモードで起動する。最後に、USBケーブルを使ってコントローラーをPS5本体に接続し、コントローラーのPSボタンを押すことで、セーフモードのメニュー画面が表示される。セーフモードに入るためには、必ずPS5本体の電源ボタンを使って上記の手順で起動する必要があることを覚えておこう。

セーフモードの画面にはいくつかの選択肢が表示される。「キャッシュを消去してデータベースを再構築する」という項目を選び、さらにその中の「システムソフトウェアキャッシュを消去する」を選択する。画面の指示に従って「OK」を選択すると、PS5はキャッシュのクリア処理を開始する。この間、PS5が再起動することがあるが、これは正常な動作なので心配せず、処理が終わるまで待つようにする。

また、「キャッシュを消去してデータベースを再構築する」メニューには、「データベースを再構築する」という別のオプションも用意されている。この機能もソニーが推奨するメンテナンスの一つで、システムに何らかの不具合が生じている場合に試すと良い。データベースの再構築も、キャッシュクリアと同様にゲームデータやセーブデータが削除されることはなく、PS5内部のデータ構造を最適化し、システムの安定性や応答性を向上させる効果が期待できる。キャッシュクリアだけでは問題が解決しない場合に、試すべき次の手段となるだろう。

PS5のキャッシュクリアによってゲームデータなどが消えることはないが、万が一の事態に備えて、大切なデータをUSBドライブにバックアップしておく方法も知っておくと安心である。このバックアップはキャッシュクリアを行う前に行うと、さらに安全である。準備として、FAT32またはexFAT形式でフォーマットされたUSBドライブを用意し、PS5に接続する。その後、PS5の「設定」メニューから「システム」を選択し、「システムソフトウェア」→「バックアップと復元」→「PS5をバックアップ」へと進む。ここでは、バックアップしたいデータの種類(ゲームとアプリ、セーブデータ、スクリーンショットとビデオクリップ、設定など)を自由に選択できる。選択が完了したら「次へ」そして「バックアップ」を選び、処理を開始する。この際もPS5は一度再起動する。バックアップが完了すると画面に表示されるので、「OK」を選択して終了する。

なぜPS5のキャッシュをクリアする必要があるのかについて、改めて説明する。多くのデジタル機器と同様に、PS5も最高のパフォーマンスを維持するためには定期的なメンテナンスが必要である。キャッシュクリアは頻繁に行う必要はないが、PS5の動作がおかしくなった時に試すことで、多くの不満を解消できる可能性がある。キャッシュは前述の通り、一時的なシステムデータを保存する場所であり、通常はゲームやアプリケーションの読み込み速度を向上させるのに役立つ。しかし、これらのファイルが破損したり、古くなったりすると、むしろ問題を引き起こすことがある。

最も一般的な兆候の一つは、システムメニューの動作が遅くなることである。例えば、ライブラリをスクロールするのに時間がかかったり、設定画面を開くまでに待たされたりする場合、キャッシュが詰まっている可能性が高い。また、ゲームを起動した直後にホーム画面に戻されるといった、ランダムなクラッシュもキャッシュの問題が原因であることがある。

オンラインプレイで不具合を感じる場合も、キャッシュクリアが有効な場合がある。一時的に保存されたネットワークデータがインターネット接続を妨げ、ログインの問題やゲームが正常に同期しないといった現象を引き起こすことがあるためだ。さらに、大きなシステムアップデートが行われた後に、アプリケーションが起動しなくなったり、ダウンロードが途中で停止したりするなど、奇妙な動作が見られる場合にも、キャッシュクリアは有効な解決策となる。

キャッシュクリアは、セーブデータ、インストール済みのゲーム、アカウント情報などを削除することなく行えるため、非常に低リスクなメンテナンス方法である。複雑な設定変更や修理に手をつける前に、まずはこの簡単な手順を試すことで、多くの問題が解決する可能性がある。PS5の調子が悪いと感じたら、ぜひキャッシュクリアを検討してみてほしい。

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