【PHP8.x】cos関数の使い方

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cos関数は、引数として与えられたラジアン単位の角度の余弦(コサイン)を計算し、その値を返す関数です。この関数は、主に数学的な計算、特に三角関数が必要となる場面で使用されます。例えば、幾何学的な図形の描画、物理シミュレーション、信号処理など、幅広い分野で利用することが可能です。

引数には、コサインを計算したい角度を浮動小数点数(float型)で渡します。ここで重要なのは、角度はラジアン単位で指定する必要がある点です。もし、一般的に用いられる度数法(例:0度から360度)で角度を指定したい場合は、まずdeg2rad()関数を使って度数からラジアンへ変換してから、cos()関数に渡してください。

戻り値は、計算されたコサインの値であり、浮動小数点数(float型)として返されます。例えば、cos(M_PI)(PHPに定義されている円周率πラジアン、すなわち180度)を呼び出すと、結果として-1.0が返されます。cos関数はPHPの標準的な組み込み関数であり、特別な設定や追加のライブラリを必要とせず、すぐに利用を開始できます。

基本的な使い方

構文(syntax)

<?php
echo cos(M_PI);
?>

引数(parameters)

float $num

  • float $num: コサインを計算する角度(ラジアン)を指定する浮動小数点数

戻り値(return)

float

cos 関数は、引数で与えられた角度(ラジアン単位)の余弦(コサイン)を浮動小数点数(float)で返します。

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