【PHP8.x】createCDATASectionメソッドの使い方

createCDATASectionメソッドの使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。

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基本的な使い方

createCDATASectionメソッドは、DOMDocumentクラスに属し、新しいCDATAセクションノードを作成するメソッドです。

CDATAセクションとは、XMLドキュメントにおいて、XMLパーサーがその内部のテキストをマークアップ(XMLのタグや特殊記号)としてではなく、純粋なデータとして扱うよう指示する領域です。これにより、<&といったXMLで特別な意味を持つ文字が含まれるテキストも、エスケープ処理なしで安全にXMLドキュメントに埋め込めます。

このメソッドは、CDATAセクションに含めたい文字列データを引数として受け取り、その内容を持つDOMCDATASectionオブジェクトを返します。このノードは、メソッド実行時点ではまだDOMツリーには追加されていません。

実際にこのCDATAセクションをXMLドキュメントに組み込むには、作成したDOMCDATASectionオブジェクトをappendChildメソッドを用いて、既存のDOMノードの子として追加する必要があります。

本メソッドは、HTMLコードやJavaScriptコード、あるいは他のXMLデータなど、XMLの特殊文字を多く含む可能性のあるテキストデータを、XMLドキュメント内に安全かつ容易に埋め込みたい場合に特に有用です。

構文(syntax)

1<?php
2$dom = new DOMDocument();
3$cdataSection = $dom->createCDATASection('ここにCDATAセクションのテキストを記述します。');
4?>

引数(parameters)

string $data

  • string $data: CDATAセクションに含めるデータ文字列

戻り値(return)

DOMCDATASection

DOMDocument::createCDATASectionメソッドは、指定した文字列を内容とする新しいCDATAセクションノードを生成し、DOMCDATASectionオブジェクトとして返します。

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